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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年6月1日日曜日

2014年6月1日日曜日22:30
kaiiです。
気仙沼が一番輝く季節を迎えました。
新緑が美しいこの時期から初霜の降りるまでの間、気仙沼魚市場に水揚げされるおいしい魚介類を堪能できる季節です。今年は待望の「ホヤ」が水揚げされています。



今年から養殖の「ホヤ」が水揚げされています
5月下旬ごろから気仙沼港にはカツオ漁船が入港し6月上旬には水揚げが本格化します。
東日本大震災の津波で、気仙沼魚市場から気仙沼市魚浜町のコの字岸壁に至る漁船の係留岸壁は甚大な被害を受けました。

気仙沼魚市場周辺の復旧工事風景
(平成25年5月14日撮影)
係留岸壁付近の地盤が1mほど沈下しました。
漁船がロープをつなぐ係留柱も津波で破損し漁船の係留に支障をきたしていました。

漁船がロープをつなぐ係留柱
(平成26年5月25日撮影)


宮城県は平成24年6月から、港町桟橋(延長約500m)とコの字岸壁(延長約670m)の復旧工事に着手しました。
復旧工事が進んだ港町桟橋(約500m)
(平成26年5月25日撮影)

2年をかけて工事が進められる間、係留スペースの不足に悩まされてきましたが、震災から4年目のカツオシーズンを前に「係留スペースの不足」が解消されました。

係留スペースが不足している間、船のとなりに船を係留する「横付け」で心配されていた「安全面の不安」が解消されます。
水揚げ後の休憩場所や船に漁船員の食糧などの積み込み(仕込み)の場所の確保にも四苦八苦していましたがこの問題も緩和されます。
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今年のカツオ漁は、昨年の気仙沼港へ小型のカツオの水揚げが少なかったことや日本近海の海水温が全体的に低く推移していることなどからカツオの来遊水準は低く厳しいシーズンになるのではないかとの見通しが示されています。
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修繕された気仙沼魚市場で翌日の水揚げを待つ漁船
(平成26年5月25日撮影)
地元で50年以上漁を続けている漁師に漁の様子を聞くと、「今年は水が冷たいし魚の動きがおかしい。こんな年は余り経験がない」と話します。

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 3月からカツオ漁が始まっている高知県でも、今年4月に水揚げされたカツオが26トンあまりと著しいカツオの不漁が伝えられています。
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カツオの初水揚げは6月に入ってからと気仙沼では予想されています。
18年連続「生鮮カツオ水揚げ日本一」を目指す気仙沼港のカツオ漁シーズンは目前です。
気仙沼湾を多くのカツオ漁船が行き交う風景と大漁を祈っています。


(取材日 平成26年5月25日)