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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年6月27日金曜日

2014年6月27日金曜日22:00
こんにちは、Chocoです。
被災地には、今年で2周年を迎える仮設商店街が多くあります。
5月5日、女川町のきぼうのかね商店街も2周年を迎え、感謝祭が開催されました。
きぼうのかね商店街は、被災地の中でも最大規模の仮設商店街で、約50軒の事業所や店舗が並んでいます。
「きぼうのかね」とは、震災前に女川駅前にあった4個のカリヨンベルのうち、被災したものの、原型のまま発見された1個の鐘のことを示し、それを復興のシンボルにしようとこの名称がつきました。

感謝祭では、多くのお客さんでにぎわい、いつも以上に活気にあふれていました。


2周年とともに新たに商店街の仲間入りをしたビールバー「ガル屋」




海の幸の特売は、開店前から長蛇の列でした

カキやホタテの無料提供

ピアノの生演奏





子どもたちが主役の旭ヶ丘子ども獅子も商店街を練り歩きました


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たくさんの催し物がある中で、綿菓子を無料提供している人たちがいました。
限定200食用意して、あっという間になくなったのがこれです。
私も試食。斬新なアイディアが詰まった美味しい綿菓子でした
一見普通の綿菓子に見えますが、実は、トッピングに注目です。
女川と言えば、海の幸。
海産物をふりかけ上にしたものをトッピングしてあるんです。
その名も「海鮮綿菓子」

トラックには、たくさんのステッカーが貼ってありました。

気になったので、お話を聞いてみることにしました。

救世軍」とは、イギリスに本部がある国際的なキリスト教(プロテスタント)の団体です。
その歴史は、古く1865年にイギリスのメソジストの牧師、ウイリアム・ブースによって活動が始まりました。
現在、世界126の国と地域でキリスト教の伝道と社会福祉活動をしています。
そして、きぼうのかね商店街を作るための資金をアメリカの救世軍が提供してくれました。
その後、1周年、2周年と節目ごとに、女川の復興を応援するために東京から駆けつけてくれています。
「しんどいところで皆さんやっていると思うけど、何か私たちができることがあればと、今回も応援の気持ちで来ました」
と語ってくれたのは、救世軍本部社会福祉部長の西村保さんです。

震災翌日、救世軍の人々はトラックに食糧や物資を積んで被災地に向けて東京を出発しました。
武器を持たない軍隊と言うように、自分たちは迅速に動ける組織だからこそすぐ行くことができたんです。」
東京から仙台市までは、約350キロメートル、時間は9時間位かかります。
しかし、震災当時はその倍の時間がかかりました。
それ以来、被災地へ何度も来ては、地元の人たちのお手伝いや応援をしています。
その支援も3年になります。

「3年を過ぎましたが、これからも共に歩んでまいりましょう。
神様の祝福をお祈りしています」
救世軍
月日が経って、
「何度も来ているけれど、女川の空気を吸えるだけで元気が出るんです。ある意味第二のふるさとなんです」
そんな感覚になっている救世軍の皆さん。

被災地の中心にある仮設商店街は、津波で店舗を失くした人たちが再開するために作られた仮のお店です。
新しい街で再び再開するのを目標に現在は仮設店舗で営業しています。

いちど店を失っても踏ん張って頑張っている人たちを、多くの人たちが応援しています。
何度も被災地へ通う人たちにとって、ここは心のどこかでいつも気にかけているふるさとのような存在なのかもしれません。

救世軍の皆さんの優しく熱い想いは、きっと地元の人に届いているんだと思います。


救世軍


(取材日 平成26年5月5日)