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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年5月4日日曜日

2014年5月4日日曜日23:23
こんにちは。東北でも桜前線が通過して、春を感じる今日この頃。。。

花見といえばお弁当。

今回は、石巻市渡波(わたのは)のお母さんたちが作るお弁当のお知らせです。

「ワタママ」

震災から半年ほどが過ぎた2011年の11月、渡波駅前に小さな食堂がオープンしました。

ワタママ食堂HPから

これが「ワタママ食堂」です。
ワタママのお母さんたちは、自ら被災したにも関わらず、渡波小学校避難所で地元の人たちのために炊き出しを続けました。
そして、「NPOワタママスマイル」を立ち上げ、避難所が閉所した約1カ月後に「ワタママ食堂」を開店させました。

当初は仮設住宅に住むお年寄りの皆さんを中心に毎日約40食のお弁当を宅配していました。多いときには350食を超えることもあったそうです。
販売した手作りお弁当やお惣菜は、仮設住宅や被災した住宅に住むお年寄りを中心に住民の皆さんに大好評でした。
しかし、借りていた店舗が解体されることになり、2012年4月に閉店。
再建を模索したものの、資金的な目途や用地の確保ができず、再建を諦めかけていたそうです。

しかし「ワタママ食堂」の再開を望む声は根強く、寄付金等がさまざまなところから集まりました。
そうしたこともあって、閉店から2年がたった今年の4月20日、「ワタママ食堂」は、復活しました。


新しい食堂は、海岸から200メートル程の所に建てられました。


住宅地だった辺りは今では更地が多く、津波の被害の大きさを物語っています。近くの海岸も新しい防波堤や海岸工事の最中でした。
それでも解体されていない家が何軒かあり、ここに暮らし続けている人々がいることが分かります。

オープンの当日には、以前のお客さんや近所の人たち、避難所で共に生活した人々が来店し、喜びの声が店内中に響き渡ったと、オーナーのオーナーの菅野芳春さんは、お話してくださいました。

地元の食材を生かし、丁寧に作られ、ワタママの愛情たっぷり詰まったお弁当です。
配達は1個から受付ています。


「店内には、くつろげるスペースもあり、午後からは、フリースペースとなります。
ゆっくりお話しに来たり、気軽に遊びにきてほしい」
、菅原さんは言います。

「おいしい手作り弁当食べてください」
ワタママ食堂 お母さん方とオーナーの菅野さん
再開の初日、準備は、夜明けとともに始まりました。


135食用意したのり巻きとおいなりさんのお弁当は、あっという間に完売。
その後も、お母さんたちは、疲れも見せずに、手際良く仕込みをしていました。





当日の限定135食のお弁当を食べることができなかったので、後日、お弁当を買いに行ってきました。
私が買ったのは、金曜日。
ハムカツ弁当
ワタママ日替わり弁当は、400円(税込)
1個のお弁当に付き、20円がアフリカの子どもたちの給食費として寄付されるそうです。
※ちなみに、アフリカでは、20円で給食1食分に相当します。
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この日の日替わりお弁当の中身は、こんな感じでした。
大好きな玉こんにゃくもあり、野菜炒めも美味しかったです。
ハムカツも厚めなハムなので、食べ応えも良かったです!

皆さんも渡波に立ち寄った際は、ぜひワタママ食堂に寄ってみてはいかがでしょう。
おいしいご飯と、お母さんたちの元気な姿を見ることができますよ。

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場所 石巻市幸町2-3
営業時間 8:00〜17:00(当日の注文は10:00まで)
ご注文 080-3320-1478
http://watamama-smile.blogspot.jp/
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(取材日 平成26年4月20日)