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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年5月21日水曜日

2014年5月21日水曜日9:55
kaiiです。

「気仙沼といえば?」と質問されたら皆さんは何を思い浮かべますか?
良港として有名な気仙沼港を連想し、「サンマ」「ふかひれ」「カツオ」「マグロ」などの新鮮な魚介類を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

平成25年4月から移動販売車で「さんまやき」を販売する菊地隆太郎さん
「多くの人に気仙沼に遊びに来てほしい」と話します
(平成26年5月9日 気仙沼鹿折復幸マルシェにて撮影)
菊地隆太郎さんは、震災の後ふるさと気仙沼で商売を始めることに決めました。
そして、「気仙沼といえばサンマだ」と考え、「さんまやき」を思いつきました。
平成26年4月で、気仙沼市内を移動販売車で回る「さんまやき」の販売を始めてから一年になりました。

「さんまやき」とは…サンマの形をした「たいやき」です。「たいやき」がサンマの形をした、菊地さんオリジナルのお菓子です。

商売を始めたばかりで「さんまやき」が知られていなかった頃は、看板を見て生のサンマを焼いているものと勘違いしたお客さんが「これにサンマ乗せてください」と皿を持って来ることがあり、驚いたと話します。

さんまやきには「気仙沼」の文字が刻印されています
味は定番の「あんこ」「カスタード」の他に、日替わりで「レアチーズ」「チョコ」「リンゴ」「バナナ」など季節の果物のクリームを入れたものなどがあります。

女性に人気のパイ生地の「さんまやき」
あんこがたっぷり入っています。
(写真提供:気仙沼・さんまやき)

週5日、市内の各所を回って販売している「さんまやき」は、子どもからお年寄まで幅広い年齢層に愛されています。
3月からはパイ生地を使った「さんまやき」を毎日数量限定で売り始めたところ、これが女性に大人気です。

気仙沼市内を巡回して販売しています
商売を始めた1年前と比べてボランティアに来る人の数も観光客の数も減っていると、菊地さんは感じています。

「さんまやきが話題になり、気仙沼を訪ねてくれる人が増えことを願っています」
菊地さんはふるさと気仙沼への思いを話します。

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菊地さんは気仙沼市の高校を卒業後、仙台に出て声優になるための勉強をしました。
その後東京の劇団に入団し、アルバイトをしながら俳優を目指しました。
やがて俳優の道を諦めると、一時はふるさと気仙沼へ帰ることも考えました。
しかし、気仙沼に帰っても仕事がないため、東京で高齢者の介護の仕事をしていました。

そこに東日本大震災が発生。
直後からツイッターなどで気仙沼の様子や、多くのボランティアが気仙沼をはじめ被災地へ出掛け支援に取り組んでいる様子を知ります。

「自分はふるさと気仙沼のために何ができるのだろう」

と強く思うようになった菊地さん。
震災後の1年間は働いてお金を貯めながら情報も集めて、平成24年12月に気仙沼へ帰ってきました。

マグロ船をイメージして自分で塗装した移動販売車で
「さんまやき」を販売しています
インターネットで情報を集め、試行錯誤の末にようやく「さんまやき」を完成させると、自分で塗装をした移動販売車で平成25年4月から商売を始めました。
夢は移動販売から店舗での販売に商売の形態を替え、もっと多くの人に「さんまやき」を食べていただくこと。そして、気仙沼で家族を持ち、「家族とふるさと気仙沼で生きていきたい」と菊地さんは話します。

「ご希望があれば日程などを調整して出張販売もしています。声を掛けてください」
と菊地さんは話します。

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震災後さまざまなジャンルの新しい店が気仙沼にも開店しています。
気仙沼の魅力とおいしいものをたくさん発信して多くの人に気仙沼に遊びに来てほしいと思います。

夏は気仙沼が一番輝く季節です。
気仙沼にしかないおいしいものを探しに出掛けてみませんか。


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     ツイッター  @sanmayaki

(取材日 平成26年5月9日)