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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年5月8日木曜日

2014年5月8日木曜日16:00
こんにちは、Chocoです。

震災以来、人と人との協力、支え合いが大事にされ、さまざまな活動が行われてきました。
気仙沼の本吉地区でも、手と手を取り合って頑張ろうと立ち上がっている人たちがいました。
それが、「気仙沼・本吉地区水産物普及協議会」です。
この協議会は、気仙沼・本吉地区の海産物の需要を増やすために、同地区の海産物の生産、加工、販売者など11社が集まり、2013年1月に発足されました。
さらに協議会は、気仙沼・本吉地区で生産される海産物をブランド化をしようと「三陸水産物ブランディングプロジェクト」を立ち上げたのです。
そのプロジェクトに賛同して、キリン株式会社と日本財団が活動資金の支援をしました。
そして、今年の3月7日に活動資金の贈呈式を兼ねた協議会の事業方針発表会が気仙沼プラザホテルで開かれました。

「気仙沼・本吉地区水産業普及協議会事業方針発表会」
「復興応援キリン絆プロジェクト水産業支援贈呈式」

事業方針発表会では、まず協議会会長の阿部泰浩さんが挨拶に立ちました。


「気仙沼は、人命、職場、コミュニティーなど、あまりに多くのものを失いました。
それでも、逆境に負けることなく復興を信じ、多くの方々の支援を受けながら、走り続けていました。気仙沼が復興するためには、水産の復活なくしては考えられません。
水産業は、漁業、水産加工業、流通業の連携があって成り立つものですが、これまで連携や繋がりがあまりありませんでした。
そこで協議会を立ち上げたのです。
加盟している11社が力を合わせて、水産業六次産業化の成功事例をつくり、水産業の活性化に努めて行きたいと思います」

協議会には、漁業者5社、水産加工業者4社、流通2社の計11社が加盟しています。
そのうち3社が、代表して事業方針を発表しました。



贈呈式では、支援を行った「復興支援キリン絆プロジェクト水産業支援」から激励の言葉が贈られました。

「復興に対する、皆様の努力に心より敬意を表します。
皆さんの取り組みは、漁業、養殖、加工、販売業に携わる人が一体となり、地元の水産物のブランド化だけでなく漁食文化の継承と発展という高い志をもったものです。
その素晴らしい取り組みに協力できることをうれしく思います。

協議会の取り組みが成功し、全国の水産業に波及していくことを願っています。キリングループとしても、消費者と皆さんの架橋となれるよう、できる限り協力して行きたいと思います」

キリンビールマーケティング株式会社 東北統括本部長石田明文さん

「川上から川下までを繋ぐという、水産業の構造的な課題にチャレンジする今回の取り組みは、とても素晴らしいと思います。
日本財団は、設立以来海とは非常に深い関わりがありました。
漁師さんや造船の職人等、海で生きるたくさんの人たちとの繋がりを大切にしながら、一緒に歩んできました。

今回の事業プロジェクトも同様に、人と人との繋がりを大切にするという想いがあります。東北楽天イーグルスも日本一になったように、気仙沼の食材もメジャーになると期待しています」

日本財団海洋グループ海洋安全・教育チーム萩上健太郎さん


「復興応援キリン絆プロジェクト」は、
・子どもの笑顔づくり支援
・心と体のサポート
・地域食文化・食産業の復興支援
この3つの幹に基づき取り組みが行なわれ、地元のニーズに合わせて支援を行っています。
更なるステップとしては、「モノ」「コト」だけでなく、「ヒト」を主軸とした生活や課題にも焦点を当てています。
今回の気仙沼・本吉地区へ贈呈した支援金も、コミュニティーと地域の活性化に使われます。





「復興応援キリン絆プロジェクト水産業支援贈呈式」で授与された資金は、レストラン海の市の飲食店内の情報発信をするための機材や、メニュー開発等に利用されます。

贈呈式後に開かれた試食会では、美味しい料理が並べられていました。


メカジキの水揚げ量が日本一の気仙沼!!
私の大好きな魚の1つ、メカジキの料理が広がっていて、
私もテンションが上がってしまいました。

「めかじきハーモニカ煮付け」
ハーモニカと言われているのは、メカジキの背びれの希少部分のことを言います。
この部位は、水揚げされる港でしか味わえません。
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実は、一度食べたことがあるのですが、
肉厚があり、ゼラチン質のため、まるでお肉を食べているようでした。
私の仲間の外国人もヤミツキになっていた一品です。
「リアス海鮮寿司盛り合わせ」
気仙沼でとれた海の幸のお寿司の盛り合わせです。
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海の幸と言えば、お寿司ですよね。
オシャレに飾り付けされて、一口サイズになっているので、とても食べやすかったです。

「漁師のさめホルモン」
船上でしか味わえない、男の料理です。
フカヒレで有名なサメですが、その他の部位も美味しくいただけるそうです。
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サメをフカヒレ以外で食べるのは初めてでしたが、
これも肉のような食感で、とても美味しかったです。

「フカナゲット」
アオザメとヨシキリザメを原料にしたナゲットです。
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こちらもサメ料理です。
チキンナゲットかと思うくらい、肉厚があるフカナゲットは
お子様も喜びそうな味でした。




「三陸サラダ」
とてもヘルシーな一品。
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グラスに入ったオシャレな三陸のサラダは、食べやすく、
味もさっぱりとした味で、美味しかったです。


「三陸素材のアヒージョ4種盛り合わせ」
さんまとトマト/いかといかわた
ぶりとバジルソース/たことマッシュルーム
アヒージョとは、オリーブオイルとニンニクを使って煮込むスペイン料理のことを言います。
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私が好きな料理でもあるアヒージョが気仙沼で食べられるなんて・・・
バゲットやパスタと一緒に、オシャレな一品でした。


以前のブログでもお言葉をいただいた、阿部長商店の 阿部 泰兒会長もキリンビールのノンアルコールビールを飲みながら、新たなメニューを試食していました。

「皆さんが気仙沼に訪れます。
観光したり、水産の場を見学したり、今晩のような美味しいご馳走を食べて、宿に泊まってもらうということは、とてもありがたい。
たくさんの人に来てもらって、実際のことを知ってもらえば、気仙沼にとってもいい宣伝になり、お客さんにとっても良い思い出になると思います。
これが本当の絆ではないだろうか」
「和を大事に」
       阿部長商店 阿部 泰兒(たいじ)会長
御歳81歳の阿部会長、
「消費者の人に喜んでもらえるのが1番!目標はこれだ。
今回の震災で皆に救ってもらった。
恩返しのためにこれから頑張らなければ!
今後が楽しみだ。
この復興を見て、100歳を目標に長生きしたい」
と、お話してくれました。

手と手を組めば、必ず良いものが生まれます。
震災前は、個々に取り組んできた事を、協力してアイディアを出して、一緒に気仙沼を盛り上げていこうと始まったプロジェクト。
「和」は、お互いに相手を大切にし、協力しあう関係のことをいいます。

も気仙沼に久しぶりに行き、復興状況を目にしました。

そして、今回の贈呈式に参加して、直接プレゼンテーションを聞き、皆さんのお話を聞き、会長さんとお話をして、これからは、もっともっと「絆」が大切になってくると、強く想いました。

気仙沼では、シャークミュージアムも先日復活しました。
プレオープンの様子は、kaiiさんが紹介しています
2014年4月29日 火曜日
復旧! 「気仙沼シャークミュージアム」始動!(気仙沼市)
気仙沼市本吉地区の皆さんが力を合わせて立ち上げた「三陸水産物産ブランディングプロジェクト」の1つの柱であるレストラン「海の市」は、この館内に今夏オープンします。
気仙沼の漁師が織りなす 新たなお魚料理の美食店」
ぜひ、気仙沼の美味しい食を堪能しに来てください。


(取材日 平成26年3月7日)