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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年5月27日火曜日

2014年5月27日火曜日20:00
kaiiです。
東日本大震災以来、母子支援を続けているNPO団体ピースジャム(現在はNPO法人)が民間企業の支援を受けて、 岩手県との県境に近い気仙沼市西部の山間地域、廿一(にじゅういち)地区に建築を進めていた「ピースジャム工房(仮)」が完成間近です。

工房は気仙沼の市街地から車で15分ほどの、自然豊かな場所にあります。

工房の敷地の周りにはたくさんの緑の木々ときれいなせせらぎがあります

工房の敷地面積は950㎡。建物の床面積は132㎡です。
子どもを持つ母親たちが、子どもと同じ場所で安心して働くことができます。
震災後、子どもたちの遊び場と育児中のお母さんたちのくつろぎの場所が少なくなったことに配慮して、カフェ機能も備え、多世代が交流できるようになっています。

平成26年5月29日に竣工式を行う「ピースジャム工房(仮)」外観
(平成26年5月20日撮影)



NPO法人ピースジャムは、東日本大震災直後から乳幼児の救済と母子支援に取り組んできました。
震災直後はミルクやオムツを提供し、平成23年9月からは「ジャム」などの製造と販売を行って、子育てのためになかなか外に働きに出ることができないお母さんたちに、仕事の機会を提供してきました。
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完成した工房では、「ジャムつくり」「縫製作業」「カフェの営業」などが行われます。



工房は、建築費を抑えるために、ハーフセルフビルドで建設されました。
工房の建設を担当した副代表の斎藤研吾さんは、人件費を抑えるためにできる限り自分たちで工房を建設しましたが、資材の値上がりや消費税増税などの影響を受け、当初見込んでいた金額を20%ほど超過しているといいます。

工房はできる限り死角がないように工夫され、作業する母親が子どもたちの様子をみることができるようになっています。
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工房の完成によって販路の拡大と生産力の向上、育児女性の雇用の拡大へ期待も高まります。

NPO法人「ピースジャム」の屋台骨
代表の佐藤賢さん(中央) 斎藤さん(左) 高橋さん(右)
(平成26年5月20日撮影)


代表の佐藤賢さんは
「総売り上げを現在の3倍まで持ち上げ、育児中のお母さんたちの雇用環境の拡充も図っていきたい。私たちの工房には託児機能もあります。仕事をしながら、子どもの様子を見ることができます。この環境は親子にとって安心できる環境です。日本の育児中の女性たちの働く環境のモデルになっていくように事業をすすめていきたいです」
と話します。

現在、ピースジャムで仕事をする育児中の女性は10人です。
カフェの展開などで雇用の拡大が期待されます。
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工房の竣工式は、平成26年5月29日午前11時から関係者50人ほどを招いて開かれます。
本格稼動は6月下旬頃を予定しています。
佐藤代表は、外溝整備のための資金が不足していることから、団体の行っている「女性の雇用支援事業」、「子育て支援事業」の趣旨にご賛同いただける多くの方に寄付を呼び掛けていま
す。

ピースジャムリンク先:http://peace-jam.jimdo.com/

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工房の完成が団体の更なる飛躍と、佐藤代表の目指す育児中の女性たちの雇用モデルとなるよう願っています。


ココロプレスは以前も「ピースジャム」の活動を紹介しています。

なんで?ジャムなんですか? (気仙沼市+岩手県一関市千厩)
2011年12月26日月曜日
http://kokoropress.blogspot.jp/2011/12/blog-post_4795.html




(取材日 平成26年5月20日)