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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年5月3日土曜日

2014年5月3日土曜日23:30
kaiiです。
春風は吹き、サクラの便りが聞かれるようになりました。


山間部のサクラももうすぐ咲きそうです
(平成26年4月15日撮影)


サクラの便りが聞かれるようになると農作業も本格化します。



「食べることは生きること」お弁当を宅配サービスを始めた
「VOARLUZ(ボアラーズ)」の佐藤春佳代表
気仙沼市の中山間地域にある瘻槻(こぶつき)地区で、1年半ほど前から農業を営む佐藤春佳さん(27)は2人の子どもを持つお母さんです。
東日本大震災で発生した福島第1原発事故の食品への影響を心配し、自分で安心安全な食品を作ろうと営農しました。

昨年5月にご紹介した時の佐藤さんの記事
http://kokoropress.blogspot.jp/2013/05/blog-post_30.html

納屋を改築して作ったお弁当の加工施設内
今年2月からは、祖父の所有していた築100年の納屋を加工場に改修しました。
そして、20代40代の6人のスタッフといっしょに、自家栽培した野菜を中心に、放射線検査を行い安全を確認した食材を使って宅配弁当の製造と宅配を始めました。

自家製の野菜を使ったお惣菜
「大根菜とニンジンの和え物」

お弁当の価格は500円と手ごろです。惣菜も180円からと手ごろな価格で販売されています。

4月15日メインのおかず「棒棒鶏」

「お弁当には、できる限り、自家製米と自家製の野菜を使っています。化学調味料は使っていません」


平成26年4月16日から30日までの献立表

「おかずも気仙沼魚市場に水揚げされる旬の魚介類をできるだけ取り入れた、和食中心のメニューで栄養のバランスにこだわった内容にしています」と佐藤さんは話します。

独自の放射線測定施設
平成25年秋からは独自で放射線検査をして安全な食品を消費者に提供しています。

佐藤さん現在40aの農地を耕作し15種類ほどの野菜を育てています。
自家製の米や野菜だけではお弁当の食材は足りないことから、気仙沼の若い営農者や近所で営農する方々と連携しています。

佐藤さんの農地
大麦などが植えられる予定です

「食べことは生きること。みんなで楽しくおいしくHappyを届けて行きたい」と佐藤さんは話しています。

「VOARLUZ(ボアラーズ)」のチラシ


佐藤さんの運営する「VOARLUZ(ボアラーズ)」のお弁当は、気仙沼市内に配達され、女性を中心に人気を集めています。

昨年5月にココロプレスでご紹介した時、彼女は「将来は自分たちの育てた野菜を使って若年層向けにお惣菜なども販売したい」と話していました。
わずか1年ほどで佐藤さんはその夢を実現しました。
「まずは行動する!」佐藤さんの行動力はこれから復興を進める気仙沼を牽引する力のひとつになると思います。

(取材日 平成26年4月15日)