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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年4月3日木曜日

2014年4月3日木曜日23:02
kaiiです

平成26年4月2日午前8時46分ごろ(以下、日本時間)、南米チリ北部沿岸でM8.2の地震が発生しました。
気象庁は、3日早朝に太平洋沿岸に20cmから最大1mの津波が押し寄せる可能性があると発表し、沿岸地域の人たちに注意を呼び掛けました。

4月3日午前3時には北海道から伊豆諸島までの太平洋沿岸に津波注意報を発令し、住民に注意を呼び掛けました。
津波注意報が発令されて2時間30分後の気仙沼湾の様子
(平成26年4月3日午前5時30分撮影)
宮城県沿岸の津波到達予想時刻は午前5時30分ごろと予測されましたが、気仙沼湾には大きな潮位の変動はありませんでした。

気仙沼市街と離島大島をつなぐフェリーは早朝一時運航を見合わせましたが、大島浦の浜午前6時40分発の便から運行を再開しました。

しかし、宮城交通の市内バスの全路線と仙台までの高速バス、BRTなどは注意報が解除されるまで運行を見合わせました。
津波注意報発令中の気仙沼湾
(平成26年4月3日午前8時20分撮影)
復興、復旧工事は一部の作業を除いて通常通りに作業が進められていました。

気仙沼市の防災行政無線は「津波注意報の継続と注意」を数時間ごとに呼び掛けていました。

津波の警戒をするヘリコプター
(平成26年4月3日午前5時40分撮影)
夜が明けてからはヘリコプターが上空を旋回して、津波をの警戒に当たりました。

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仙台湾では午前7時20分ごろに20cmの津波を観測しましたが、気仙沼市では潮位の変化はありませんでした。

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津波注意報が発令される中、午前8時22分ごろには岩手県沿岸南部を震源とするM5.3の地震が発生し、宮城県内で震度4を観測しました。気仙沼市では震度3を観測しました。

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「チリで地震、津波の可能性」のニュースが流れると、沿岸で養殖をする人たちは、高台へ資材や生産物を移動する作業に追われていました。

天日干しされた養殖コンブ
コンブの養殖をする60代の男性は「平成22年から毎年こんな状況が続いています。今年はコンブの出来がいいので期待して、早い時期から天日干し作業を始めていました。入札の値段も久しぶりの高値で始まりました。津波の被害がないように祈っています」と話し、コンブの移動や片づけ作業に追われていました。

気仙沼湾で養殖されているコンブのいかだ

また、カキの養殖をしている50代の女性は、「陸上に津波が来なくても海の中が心配。被害がないことを祈るしかありません」と話していました。
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震災から3年目が過ぎ、養殖ホヤの水揚げに期待が高まり、春の海藻シーズンのこの時期に起こった津波に、漁業に関わる人たちは被害が出ないことを祈っていました。

(取材日 平成26年4月3日)