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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年4月6日日曜日

2014年4月6日日曜日22:21
こんにちはエムです。

先日ご紹介した亘理町で毎年開催している「伊達なわたりまるごとフェア」(以下:まるごとフェア)


2014年3月29日土曜日
継続が “力”「伊達なわたりまるごとフェア」(亘理町)
http://kokoropress.blogspot.jp/2014/03/blog-post_9338.html


3月9日に行われた今年の「まるごとフェア」では、例年と違った特別な催しがありました。
それはこの日のために愛知県岡崎市から「グレート家康公 “葵” 武将隊」が応援に駆けつけてくれたのです。

「グレート家康公 “葵” 武将隊」(以下:武将隊)は愛知県岡崎市の魅力を広く発信しようと結成されたパフォーマンス集団です。

グレート家康公「葵」武将隊 公式ページ
http://aoibushoutai.com/

この日は2回のステージアトラクションを行い、素晴らしい演武を披露してくれました。


前列左より:徳川四天王 井伊直政家康公隠密頭 服部半蔵正成 後列右:徳川四天王筆頭 酒井忠次
カードを持つのは岡崎市観光課主査の三原裕之さん
「共に前へ進もう!!」
それにしてもなぜ愛知県の武将隊が亘理町に?……と疑問に思ったのは私だけではないと思います。
その答えは武将隊主査の三原さんが教えてくれました。

「震災直後、愛知県と岡崎市は亘理町に消防隊を派遣しました。それが縁で、現在も亘理町に派遣職員が応援に来ています」

『武将隊』が来ることになったのは、岡崎市と亘理町にそんなつながりがあったからなのですね。
武将隊の「共に前へ進もう」というメッセージと清々しい笑顔は、強く、見る人の心に残ったことでしょう!


そして後日、私は再び亘理町を訪ね、岡崎市からの派遣職員が在籍しているという亘理町役場の「復興まちづくり課」に伺いました。

亘理町役場「復興まちづくり課」

岡崎市から応援の職員派遣は平成24年度から始まり、25年度で2年目。
派遣職員の1人、枡田直子さんは昨年4月から在籍し、この3月末で岡崎市に帰ります。
枡田さんを含む4名の職員が「復興まちづくり課」と「上下水道課」でに在籍していますが、3月末に3名が帰り、4月には入れ替わりでまた新たな3名の派遣職員が入る予定です。

実は「武将隊」を呼んで亘理町の人を応援したいと考えたのは枡田さんなのだそうです。

「武将隊を呼んだのは、亘理町を応援したいのはもちろん、震災が遠い場所の出来事になりつつある岡崎に、こちらの現状や職員が応援に行っているということを発信したいと思ったからでした。
また武将隊をきっかけに、職員の応援だけではなく亘理町と岡崎市の交流を作っていきたいという思いからでした」

武将隊のファンでもある枡田さんのおかげで、岡崎市と亘理町はさらに強い結びつきが生まれたようです。

「亘理町 復興まちづくり課」の職員の皆さん
前列左より:枡田直子さん(岡崎市派遣職員)、千葉英樹さん 後列左より:齋藤勇治さん、
小澤卓也さん(東京都新宿区派遣職員)、野村拓さん
(岡崎市派遣職員)、布田秀一さん
「ありがとう」に「ありがとう」で返す

岡崎市と亘理町では、気候や環境に大きな違いがあり、慣れない土地での生活は苦労したのではと想像します。
ところが亘理町に住んで大変だと思ったことはなかったという枡田さん。

「他の職員もきっと同じことを言うと思いますが、お手伝いに来ているのに、逆にいろいろ助けていただいている印象です。
亘理の方は人を受け入れてくれるし、とても優しい人が多いですね。気候もさほど苦になりませんでしたし、正直暮らし易かったです」

東北の湘南という別名(?)が亘理にはあるそうですが、亘理町民の皆さんの人柄がしのばれる一言でした。

亘理町役場東分庁舎「上下水道課」

「わたしたちは『ありがとう』って言われるのが一番報われるんですよね。
その気持ちに私たちも『ありがとう』で返したいと思います」

岡崎市の職員のみなさん、1年間ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします。

(取材日 平成26年3月9日、3月24日)