header

宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

ヘッダー写真説明文

写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年4月10日木曜日

2014年4月10日木曜日20:53
kaiiです。

平成26年3月30日に開催された「第33回南三陸町福興市」。
その会場で、ある贈呈式が行われました。
贈り手は神戸市から南三陸町へ街灯を送る活動を続けている「神戸ともしびプロジェクト」。
街灯7基の目録が、佐藤仁町長に手渡されました。

南三陸町福興市で行われた
街灯の目録贈呈式
(平成26年3月30日)
(写真提供:神戸ともしびプロジェクト)

平成23年12月に「南三陸さんさん商店街」に贈られた街灯12基と合わせ、これで「神戸ともしびプロジェクト」から南三陸町に贈られた街灯は合計19基になりました。

「被災地した地域にはまだまだ明かりのないところが多くあり、夜になると真っ暗になるところも多いです。特に冬の東北は日が短く暗くなるのが早い。人は灯りを見るとホッとした気持ちになり前向きになることができます」

贈呈前に街灯を贈る意味について話す「神戸ともしびプロジェクト」
実行委員長 神戸市長田区大正筋商店街会長 伊東正和さん(右)
(写真提供:神戸ともしびプロジェクト)

「私たちは、阪神淡路大震災の経験から、灯りのあるところに人が集まることを知っています」と、神戸ともしびプロジェクト実行委員長で大正筋商店街(神戸市長田区)の伊東正和さん(65)は話します。

このプロジェクトは流通科学大学の学生有志による「RYUKA被災地復興サポートチーム」が、阪神大震災からの復興を果たした新長田・大正筋商店街の人たちと協力し、宮城県南三陸町に建設される仮設商店街「さんさん商店街」に街灯を贈ろうと、学園祭や地域のイベントなどで募金を呼び掛けたことが始まりです。
その時のメンバーだった時井勇樹さん(現「神戸ともしびプロジェクト」実行副委員)が活動を引き継ぎ、卒業後は会社経営をしながら、被災地物産販売の支援などをしています。
販売収益の一部とインターネットを使った呼び掛けで集めたお金で、南三陸町に街灯を贈り続けています。

「災害を生き抜いた命を大切に生きましょう」と話す
神戸ともしびプロジェクト
伊東正和さん(左)時井勇樹さん(右)
神戸市須磨区在住の時井勇樹さん(23)は、街灯を贈り続けることについて、「灯りを届けることで被災地にぬくもりと安心感を届けたい」と話します。

贈られた街灯は、LED電球を使用した太陽光発電式のもので、ランニングコストが抑えられる被災地仕様のものです。

「被災地を私たちは忘れない」---そんな思いが込められた温かなヒカリが「復興への道しるべ」になっていくと信じています。


「復興がなかなか進まない」と被災地にいるとつい思ってしまいますが、私たちの周りには温かな気持ちで、被災地を見守り、私たちが「復興の道の途中で挫けることがない」ように励まし寄り添い続けてくれる人たちの存在に感謝する心をもち続けていたいと、南三陸町に贈られた街灯のお話しを聞いて感じました。


神戸ともしびプロジェクト公式ホームページ
http://www.kobe-tomoshibi.com/


(取材日 平成26年3月30日)