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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年4月17日木曜日

2014年4月17日木曜日14:00
kaiiです。
今年は例年より少し早く、気仙沼でもサクラが開花しました。
サクラの名所「大川河川敷のサクラ」も咲き始めています。

大川の桜並木の近くの山のサクラは満開を迎えています
(平成26年4月15日撮影)

50年以上もの長い間、市民の憩いの場として親しまれてきたこの大川河川敷の桜並木。
残念ながら今年が見納めになりそうです。

津波で傷んだ大川の堤防工事がいよいよ始まることになり、花が咲き終わったら桜並木は伐採されることになったのです。

大川のサクラ並木も今年が見納めです
(平成26年4月15日撮影)
およそ50年前、気仙沼市内ノ脇の大川河川敷に数本の小さな桜の苗木が地元の人の手で植えられました。
以来、人びとによって大切に育てられた大川のサクラ並木は、震災前には179本にまで増え、毎年きれいな花を咲かせていました。

伐採目前のサクラの木のつぼみ
(平成26年4月15日撮影)

もうすぐ開花する大川河川敷のサクラ並木
(平成26年4月15日撮影)
東日本大震災の大津波は大川の桜並木の背丈を越えました。
発生した火災で桜並木も壊滅的な被害を受けました。
しかし1カ月後、震災で傷つきながらも瓦礫の中で114本の桜並木が美しい花を咲かせました。

大川の河川敷のサクラ(南側)
(平成26年4月15日撮影)
サクラの木の中には枯れてしまっているものも多くありますが、残ったサクラの木には薄いピンク色のつぼみが開花の時を待っています。

大川河川敷のサクラ並木(北側)
(平成26年4月15日撮影)
大川河川敷の延長は727mで、桜はそこに2筋植えられています。
堤防工事の完了後にはそれが1筋になり、9m間隔でおよそ70~80本の桜が植えられる予定です。

散歩に来ていた50代の市内在住の男性は、サクラの木を見上げながら
「震災前まで大川の近くで仕事をしていました。春になると、大川河川敷のサクラの花を見るのがとても楽しみでした。伐採されるのはとても残念です。最後の大川のサクラの花を楽しみたいです」
と話していました。


(取材日 平成26年4月15日)