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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年4月17日木曜日

2014年4月17日木曜日20:00
こんにちは、Chocoです。
「復幸男」に続いて、女川中学校敷地内で行われた、「女川町復幸祭2014」を紹介しようと思います。
当日は、午後から一時的に大雨が降りましたが、大盛況でした。

開会式では、須田町長が挨拶をしました。
大震災から1年、まだまだ復興途中ではあるけれど、そこに確かに存在する女川の元気、活力を多くの皆さんに伝えたいです。
同時に、一人でも多くの人たちに足を運んでもらって今の状況を見てほしい。
これから新しい未来を作っていくその道のりをどうか一緒に育ててほしい。
そして、復幸祭は一人でも多くの人にとって元気が出るものであってほしいと思っています。
これは、毎年言っていますが・・・
お財布の許す限り、お金を使っていただいて、ごゆっくりお過ごしいただければと思います」

その後、復幸男1番手の鈴木大さんが「きぼうの鐘」を鳴らして女川町復幸祭2014が開催されました。











外ではサンマも焼き始め、炭火焼のいい香りがしていました。
毎年恒例サンマの無料提供もあっという間に長蛇の列。
待ち続けるお客さんのためにひたすらサンマを焼く人たちがいました。



実は、ここでサンマを焼いている方々は、地元の方が立ち上げたボランティア団体、「女川町復興サポートREALeYE」さんの呼び掛けで全国から集ったボランティアの皆さんでした。

その中に、ピンク色のTシャツを着ている人たちが多くいました。
一般社団法人まちづくり Team Kanagawa」が今回の復幸祭に合わせて企画したバスツアー「女川町復幸祭2014 応援『ちょいボラ』ツアー」に参加して女川町へやってきた人たちです。

「今回で8度目です」
と、教えてくれたのは、このツアーに参加した大星直樹さん。
大星さんは、女川町でサンマを焼くイベント等、「Team Kanagawa」が企画したツアーには必ず参加するというほど、ボランティアの中でもベテランの方でした。
他の被災地を含めると30回以上、実際に足を運び、被災地の「現状」を見つめてきた人でした。

「震災当初は色がなくなって灰色の町だった。
今は徐々に色が鮮やかになりつつあるのかなと思う。
復興はゼロになって復興と言えると思う。
命が果てるまで東北に来ます!!!」

「続ける 繋げる 
忘れない!」

チームかながわ 大星直樹さん 
復興を目指し頑張り続けている東北の皆さんをサポートし続けている人がここにもいました。
大星さんも、Team Kanagawaの皆さんも、これからも来てくれます。

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そして、今回は兵庫県からも応援に駆けつけてくれました。
前日に行われた「津波伝承 復幸男」は、兵庫県の西宮神社で毎年1月10日に行われている「開門神事福男選び」を参考に企画されました。
「開門神事福男選び」は、1月10日の十日えびす大祭終了後、午前6時を期して表大門が開かれ、参拝者が本殿までの約230メートルを「走り参り」するという江戸時代から伝わる伝統行事です。
そして1番手から3番手までが今年の福男に認定されます。

今年で2度目となる今回、「福男」の本家本元が「福」を携えて女川にやって来ました。
今年の二番福の畑中悠志さん、三番手の岸本貴文さん、そして西宮神社開門神事講社の平尾亮講長が応援に駆けつけてくれたのです。

17年前から福男選びに関わってきた平尾講長は、
「19年前、僕たちの西宮神社も被災地でした。
神社も大きなダメージを受けました。しかし、震災の次の年から普通に福男選びが行われました。それは、多くの人々からの支援があったからです。福男選びが現在も続けられているのは、皆さんのおかげだと思っています。
その気持ちを伝えたくてやってきました。

そして、今回参加して、本当に皆さんの前向きな表情が胸に溢れて、刻まれました。
その前向きな姿を刻んで西宮に持って帰って、関西の人たちに伝えることが、今できる一番の恩返しだと思っています」
「女川のみなさん!
全力で愛してまーす!」
西宮神社 
平尾講長は、17年に前初めて福男に参加したときと同じ衣装で今回の「女川町復幸祭」に参加しました。
「何か想いをもって参加しよう」と参加した初めての福男選び、
そして19年前の震災の全国からの支援への感謝の気持ちと応援の想いをもって参加した今回の復幸男。
西宮神社の「福男」と女川町の「復幸男」は、今年繋がりました。
そして今後もこの2つの地域の交流は続いていきます。

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「女川町復幸祭2014」の報告は続きます。後編をお待ちください。

(取材日 平成26年3月16日)