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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年3月5日水曜日

2014年3月5日水曜日22:38
こんにちはエムです。

3月9日に被災地5カ所の空で一斉に連凧を揚げるイベント
「笑み舞う」スマイルプロジェクト
うんと泣いたらうんと笑おうよ。凧の数だけ笑顔が増える


(2月28日付のココロプレスでも紹介しています)

2014年2月28日金曜日
被災地の空にエールの連凧(気仙沼市、石巻市、七ヶ浜町、仙台市、亘理町)
http://kokoropress.blogspot.jp/2014/02/blog-post_28.html

(画像提供:みんな一書)

この壮大なイベントを企画したのは「NPO法人 みんな一書」(以下:「みんな一書」)。
東日本大震災直後の平成23年4月、(自分たちのやっている)“書” で被災地を支援することはできないかと、書の仲間7人で立ち上げた団体です。

書人の思いを “書” や “画” に込め、被災地へ向けてはエールを、被災地以外の地域には震災を風化させないメッセージと共に、日本文化を世界に発信していこうという目的で作られました。

また、復興がなかなか思うように進まない中、元に戻すという観点ではなく、地域の人たちが自分たちの手で、愛し暮らせる新しいふるさと創成に結びつく、ひとつのきっかけになればとも考え、日本の伝統芸術・文化の観点から被災地を応援してきました。
さらに子どもたちに “書” をはじめとした日本の芸術に接してもらうことにより、未来に受け継いでいくことにも力を注いでいます。

平成24年仙台市福祉プラザ(画像提供:みんな一書)
「みんな一書」は、東日本大震災の3月11日に合わせ、今まで2回(平成24・25年)は東京を皮切りに、被災地の施設やギャラリー、郵便局などでの展示や、書のパフォーマンスなどをしてきました。

展示したのは「みんな一書」の会員の他、ホームページでの呼び掛けに賛同し集まった作品です。
全国各地の書家やアーティストの皆さんの作品約50点と、A5判の子供たちの作品約400点には、被災地に向けた思いや応援のエールなど、心のこもったメッセージが込められていました。

平成平成25年塩竈郵便局(画像提供:みんな一書)

展示を見に来た地元の方の中には、作品を目にし、「自分の思いとぴったり合った」と感動し涙する人もいたそうです。

代表を務める亀井 勤さんは、仙台市泉区にある「書ギャラリー 親かめ子かめ」で書の指導をしている方でした。
今年で3回目となる「みんな一書」の展示イベントですが、連凧を揚げることにしたのはなぜなのか伺ってみました。

書ギャラリー 親かめ子かめ
「今までの2回は屋内での展示でした。しかし震災から3年という現在、一般的に興味を引くのが難しくなってきている状況です。それは “風化” ということですが……。
特に被災地以外の地域ではそれが顕著で、協力してくれる人も少なくなってきています。
そんな中、もう1度被災地に目を向ける方法はないかと考え、今年は空に展示しようと思ったのです」

今回の空の展示会、「笑み舞う」スマイルプロジェクト「みんな一書」のメンバーをはじめ、仙台や気仙沼の「凧の会」、その他たくさんの非営利活動をしている団体が関わっているそうです。

さまざまな作家の作品が展示販売されていました

「助成金がないので、凧の材料などの実費以外、例えば人件費は出ていません。それは本当に申し訳ないと思っているんだけど……。
これまでの活動もそうですが、いろんな団体の協力で成り立っています。それは自主的にやろうという気持ちを持ってる人だけでやっていることで、強制ではないんです。
しかし好きでやっていることですし、資金がなければ、やらないだけ。
皆様が望む良い活動なら、自然と協力者、資金は集まるでしょう。
というスタンスでやってます

「今回のプロジェクトでは、大凧は表装店の『有隣堂』が凧揚げ会場5カ所分(1つの連凧56枚×5)280枚を1つ1つ手作業で制作してくれました。
チラシデザイン・製作、ウエブサイト関係は全部『岡部工房』が引き受けてやってくれています」

亀井 勤さん(中央)とギャラリーオーナーの亀井 ヨシ枝さん
左はギャラリースタッフでコラージュ作家の紺野 友子さん

そう言って笑う亀井さんですが、イベントを立ち上げ、手配をし、総合的にまとめあげるのは大変かと想像します。
しかし亀井さんは何とも清々しく、飄々として見えました。
団体として活動するからには何か決まりや、強制などの縛りがあるのがあたりまえと思い込んでいましたが、亀井さんにお話しを伺っていると、こちらまで肩から力が抜け、皆さんが楽しんでやっておられるのが伝わってきます。そして「参加してみたい」という気持ちになってくるのが不思議でした。

こんな皆さんが集い、開催する「笑み舞う」スマイルプロジェクト
あたたかな多くの人の心と、たくさんのメッセージを乗せた「連凧」は、見る人にきっと笑顔をくれることでしょう。

(画像提供:みんな一書)

連凧よ、3月の被災地の空に、高く舞え!

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「みんな一書」主催の「笑み舞う」smile project(スマイルプロジェクト)の詳細は、ホームページをご覧ください。

「笑み舞う」smile project ホームページ http://smile.dot.jp/

☆「笑み舞う」smile project では凧の制作費、イベント会場の設営費等にかかる経費が
 不足しています。皆さまからの温かいご協力を随時募集しております。
 寄付金は1000円からでも構いません。
 企業・団体・個人のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

〈寄付金の振込先〉
郵便振替口座 02240−1−136391

他行からの振込の場合
店名:二二九店  預金種目:当座口座  口座番号:0136391

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今回のイベントに限らず、自発的行動が主体だという「みんな一書」では「書」をはじめ、さまざまなジャンルの作家の入会者を随時募集しています。
子どもたちからのメッセージ作品
(画像提供:みんな一書)

◆ お問い合わせ
「NPO法人みんな一書」事務局
(書ギャラリー親かめ子かめ 内)
〒981-3133 仙台市泉区泉中央1-7-1
泉中央駅ビルSWING 5F
電話:070-6950-9916
メールアドレス:minnaissho@shojin.net
ホームページ:http://minna-issho.shojin.net/
FaceBook:https://www.facebook.com/minnaissho

書ギャラリー親かめ子かめ
ホームページ:http://www.oyakamekokame.com/

(取材日 平成26年2月22日)