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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年3月21日金曜日

2014年3月21日金曜日17:54
こんにちはエムです。

先日からご紹介しておりました
「NPO法人 みんな一書」(以下:みんな一書)企画による

「笑み舞う」スマイルプロジェクト
うんと泣いたらうんと笑おうよ。凧の数だけ笑顔が増える
http://smile.dot.jp/


平成26年3月9日、「連凧」は被災地5カ所の空に舞いました!

「あの日を忘れない」「震災復興への思いや応援」
その気持ちを書や画に託した連凧は全長約170m。
大凧56枚、小凧約500枚のメッセージを乗せた連凧は、午後1時には会場となった5カ所の空に一斉に揚がりました。

気仙沼市:本吉モーランド(画像提供:みんな一書)
南三陸町の地域貢献倶楽部あきベェ(代表:三浦昭夫)の協力で用意した
トン汁100食、いちご10kgが完食! のべ200人が参加しました

石巻市:中瀬公園 石巻あいさんプロジェクトで用意した凧を
会場の子どもたちに無料配布し一諸に揚げてもらいました。
民放4局(ミヤギTV、KHB、仙台放送、TBC)や地元新聞社などたくさんの
マスコミの取材がありました。そのスタッフ総数約50名!(画像提供:みんな一書)

七ヶ浜町:表浜(画像提供:みんな一書)
宮城大学学生団体OSPが中心となって、砂浜の清掃と凧揚げをしました

仙台市:井戸浦 名取川河口左岸

亘理町:わたり温泉鳥の海 敷地内

この日は風もあり、絶好の凧揚げ日和でした。何よりこの青空!
3月に入っても寒い日が続いていましたが、9日だけはどこか春の気配が感じられる強い海風を受け、連凧はまるで白い龍のようにうねりながら上空を泳いでいました。 
たくさんの人の心と、空の神様や風の神様、被災地を応援している多くの “力” が一緒にこの凧を揚げているようでした。
それは心強いメッセージを放ち、見ている私たちに確かに笑顔をくれたのです。

亘理町の会場に集まった「みんな一書」「仙台凧の会」のメンバーと参加者のみなさん
「笑顔」の文字は支部蘭蹊氏の書

わたくしエムはこの日、亘理の会場におりました。

「今日のこのプロジェクトの為に、(書の)流派や地域の垣根は関係なく、いろいろな団体が集まりました。
震災後から毎年イベントや展示会など開催していて、展示会は今回で3回目ですが、だんだんと関わる団体や人が増え、活動は広がっています」

楽しそうに話す白石市在住の書家、佐久間玉流さんは「みんな一書」のメンバーの一人。
また、今年は初めて「連凧」という形の “空の展示会” になったわけですが、そのおかげで増えた協力者もいるということです。
「仙台凧の会」「気仙沼凧の会」もその1つ。
各会場には「凧の会」のメンバーが立ち会っていました。「凧の会」の協力なくして、“空の展示会”はできなかったことでしょう。

場所:亘理町
見事に揚がった連凧に見とれていると、亘理の会場に来ていた「仙台凧の会」会頭の濱 弘二さんが凧について教えてくださいました。
海外から伝わって来たという凧は、日本では昔、魚を釣るときや、船が遭難したときなどにも使い、役に立っていたそうです。当時は道具としても考えられていたのは驚きでしたが、連凧のロープの引っ張る力は相当に強く、手袋をしてないと危険を感じるほどでした。

「凧揚げは日本では子供の遊びですが、海外では平和の象徴なのです。
中東などでは戦争が終わると何万という凧が揚げられるんですよ。それは日本で鳩が空に放たれるような感覚ですね

凧揚げにはさまざまな災難や被害を免れるという言い伝えがあり、こういうところからきているのかと納得しました。

泉中央駅ビル SWING 2F の中継会場

沿岸部5ヵ所で連凧が揚がっている頃、中継会場となった地下鉄泉中央駅ビルSWING 2F では、凧作りのワークショップやミニコンサート、パネルトークなどの催しが行われていました。
凧揚げの動画上映もされ、会場にはたくさんの方が見に来ていました。

中継会場となった地下鉄南北線 泉中央駅ビルSWING 2F

震災から3年がたち4年目を迎えた今年。
世の中では震災の風化が懸念される中スタートした「笑み舞う」smile project(スマイルプロジェクト)は、今後の大きな広がりを感じさせて終了しました。
これからも続けてほしいところですが、心配なのはやはり資金です。

「毎年の凧揚げは難しいけれど、次は2年後の平成28年を考えています。
ただ、カレンダーやポストカードは毎年作っていきたいですし、他の形でのイベントも検討中です。
プロジェクションマッピングという、ビルなどに大きく映像を映し出す方法があるのですが、これも資金が集まったら考えます」
「みんな一書」代表の亀井 勤さんは、またしても飄々とした物腰で応えてくださいました。

そんな亀井さんだからこそ、肩の力を抜いていながらもパワーのある団体「みんな一書」が続いているのだと感じました。「みんな一書」のこれからの活動は今後も注目していたいと思います。

「笑み舞う」smile project 1回目の「連凧揚げ」は終了しましたが、力強い被災地へのエールは、空に、大地に、海に、風の中に、そして人の心にきっと残り、今も笑顔を贈り続けていることでしょう。
笑顔をありがとう!

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当日亘理町では
「伊達なわたりまるごとフェア」という町をあげての催しが開催されていました。

「笑み舞う」smile project もこの催しに参加し、会場となった亘理町佐藤記念体育館の中で凧制作のワークショップや書のパフォーマンズなど行いました。
その様子は日を替えてお伝えします。

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「笑み舞う」smile project ホームページ http://smile.dot.jp/

☆「笑み舞う」smile project では引き続き皆さまからの温かいご協力を募集しております。
 寄付金は1000円からでも構いません。
 企業・団体・個人のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

〈寄付金の振込先〉
郵便振替口座 02240−1−136391

他行からの振込の場合
店名:二二九店  預金種目:当座口座  口座番号:0136391

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今回のイベントに限らず、自発的行動が主体だという「みんな一書」では「書」をはじめ、さまざまなジャンルの作家の入会者を随時募集しています。

◆ お問い合わせ
「NPO法人みんな一書」事務局
(書ギャラリー親かめ子かめ 内)
〒981-3133 仙台市泉区泉中央1-7-1
泉中央駅ビルSWING 5F
電話:070-6950-9916
メールアドレス:minnaissho@shojin.net
ホームページ:http://minna-issho.shojin.net/
FaceBook:https://www.facebook.com/minnaissho

書ギャラリー親かめ子かめ
ホームページ:http://www.oyakamekokame.com/

仙台凧の会
http://sendai-takonokai.org/

(取材日 平成26年3月9日)