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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年3月16日日曜日

2014年3月16日日曜日23:56
kaiiです。
未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から今日3月11日で3年になります。
気仙沼は、あの日と同じ小雪が舞う寒い一日でした。

小雪が舞った平成26年3月11日の気仙沼市

震災から3年。
この日を、市民に寄り添い迎えようと多くの人が気仙沼市を訪れていました。

気仙沼湾沿いをたくさんの人が歩いていました
気仙沼市港町付近
(平成26年3月11日撮影)

あの日、大地震の後に大津波が押し寄せた気仙沼湾はとても穏やかでした。

気仙沼湾には漣さえ立っていませんでした
(平成26年3月11日)

散歩に来ていた男性が市場で羽を休めるウミネコの姿を見ながら

気仙沼魚市場で羽を休めるウミネコたち
(平成26年3月11日撮影)
「今日はウミネコが下にいるから津波は来ないな、大丈夫」とつぶやき海に手を合わせていました。

復旧が進む気仙沼港には多くの船が係留されていました
(平成26年3月11日撮影)
津波の被害を受け復旧工事の進む岸壁には、たくさんの船が係留されていました。

港の復旧工事は新しい部分と震災前のままの部分があり
「復旧工事」であることを確認できます。

気仙沼魚市場の展望デッキに続く階段には
東日本大震災の到達点を示す看板が掛けられています
町には「復興の槌音」が響いています。

平成26年4月2日2階部分がオープンする予定の
気仙沼海鮮市場「海の市」
(平成26年3月1日撮影)
平成26年4月2日には気仙沼市の観光拠点のひとつ気仙沼海鮮市場「海の市」が、シャークミュージアムなどがある2階部分からオープンする予定です。
6月ごろには1階のテナント部分の再開が予定され、夏の観光シーズンに向けて準備が進められています。

気仙沼市港町に建設が進むバイオマスエネルギー事業のプラント

以前ココロプレスでも紹介した、株式会社気仙沼商会の高橋正樹社長が取り組むバイオマスエネルギー事業のプラントの建設工事も、気仙沼市港町で順調に進められています。
循環型持続型社会を目指すこの事業は、森林から原木を切り出して搬出し、それを燃料化するプラントまでを一体的に手掛ける、世界でも例の少ない取り組みです。稼動すれば日本で初めてのプラントになります。

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「復興屋台村気仙沼横丁」にも観光客が訪れていました
(平成26年3月11日)
仮設商店街「復興屋台村気仙沼横丁」にも多くの観光客が訪れ、あの日津波が到達した高さを示す「きずなの塔」を見上げていました。

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気仙沼観光桟橋の近く、気仙沼市南町付近には今も建物の基礎が残されている場所や震災から3年という時間が流れ町だった場所があります。そこに、夏に生えた草が季節が流れ枯れたままになっている場所もありました。

基礎が残されたままの場所もあります
(平成26年3月11日撮影)


建物の基礎にはコケが生えていました
(平成26年3月11日撮影)


町だった場所には夏に育った草が
季節が流れ枯れてしまったそのままの状態になっていました
(平成26年3月11日撮影)
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気仙沼魚市場の西側の地域は嵩上げが進み、新しい建物の建設が進められています。

嵩上げ工事が進む気仙沼市幸町付近
(平成26年3月1日撮影)
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気仙沼湾の北側に位置する鹿折地区も嵩上げが進められています。
第18共徳丸が打ち上げられていた場所には県道の拡幅工事のために迂回路が作られ、工事が進められています。


第18共徳丸が打ち上げられていた場所
(平成26年3月1日撮影)
火災と津波で大きな被害を受けた鹿折地区の嵩上げ工事は始まったばかりです。

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嵩上げ工事が始まった場所には立ち入ることができません。

家族を亡くした女性は
「自宅のあった場所で嵩上げ工事が始められ自宅跡に行くことができなくなりました。今年は墓前で、亡くなった家族の冥福を祈ります」と涙を流していました。

あの日、震災で亡くなった方々の冥福と、家族や大切な人を失った人たちの心にこれからも多くの人が寄り添い続け、癒えることのない痛みを共に分かち合って「復興への道」を歩んでいけることを海に向かって祈りました。

(取材日 平成26年3月11日)