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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年2月25日火曜日

2014年2月25日火曜日20:35
こんにちはエムです。

宮城県で活動するボランティアやNPO(民間非営利組織)の情報を提供してきたフリーペーパー、月刊杜の伝言板ゆるる」が、今年(平成26年)1月で創刊200号を迎え、2月1日(土)仙台市宮城野区の「みやぎNPOプラザ」で記念イベントが催されました。

「みやぎNPOプラザ」交流サロンで行われた記念イベント
たくさんの参加者で満員でした

「月刊杜の伝言板ゆるる」の前身は平成9年1月に発刊された月刊情報誌「みやぎ/市民・ボランティア活動情報」です。

NPO活動などに感心がある方や、全く無い方にも読んでもらえる、楽しくて役に立つ情報誌が必要と考えた代表の大久保朝江さんを中心に、仙台市で市民活動をしていたリーダーが集結し編集部を立ち上げました。
それは阪神・淡路大震災などの大きな災害や日本海重油流出事故などで、ボランティア活動や市民活動を行っている団体などが注目され始めた時期でした。

200号となった平成26年1月号(手前)オールカラー印刷です
200号の後ろに創刊号(黄色の号)

その後、この情報誌をもっと広く親しんでもらえるようにと名前を募集したところ、全国から予想を遥かに超える3000通のはがきが届いたのです。
その中から「杜の伝言板」と「ゆるる」が最終選考に残り、どちらも捨てがたい名前だったことからスタッフの提案で、2つを一緒にした「杜の伝言板ゆるる」に決定しました。

「月刊杜の伝言板ゆるる」は平成9年6月に第1号が創刊され、以後17年間休むことなく発刊され続けています。
A4判16ページの中に、県内に拠点を置く市民活動団体の紹介や、イベント案内、各種助成金の情報などがギュッと盛り込まれた読み応えのあるものです。編集スタッフによる取材・執筆された記事の他、各団体からの寄稿なども積極的に取り入れた内容になっています。
しかも100%会員などによる民間の資金でまかなわれているこのような情報誌は、全国的に見てもあまり例のない珍しいものだそうです。
7名だった編集スタッフは創刊号の時点で13名に増え、現在は18名が編集に携わっています。

団体名も平成11年4月より「杜の伝言板ゆるる」に改称し、その後平成15年3月に特定非営利活動法人(NPO)の認証をうけました。
平成17年4月からは宮城県のNPO支援拠点である「みやぎNPOプラザ」の管理・運営を受託しています。

「みやぎNPOプラザ」では過去2年分(位)のバックナンバーが手に入ります
この日は特別に全てのバックナンバーが揃っていました

創刊当時はなじみの薄かったNPOなどの活動でしたが、「月刊杜の伝言板ゆるる」の果たしてきた役割は大きく、NPOへの関心は徐々に高まり、NPOに必要な人材や資金が集まるなどの貢献を果たしてきました。
特に東日本大震災では、被災地のNPOの活動紹介やボランティアを希望する全国各地からの応援の方たちへの情報提供のツールとしても、貴重な役割を担ってきました。

創刊当初の発行部数は1000部でしたが、情報をもっと多くの人に届ける必要があると、平成14年には6000部に、翌年には8000部にと部数を増やしました。
さらに東日本大震災後は仮設住宅で暮らす被災地の方にも読んでもらえるようにと、発行部数は1万部に増刷されています。

「月刊杜の伝言板ゆるる」は市民センターなどの公共施設で手に入ります
また、会員には毎月送られています

これまで紙媒体という形態にこだわってきた「月刊杜の伝言板ゆるる」でしたが、現在は団体のホームページ上でPDFでも見られるようになりました。

「震災後、全国各地から被災地に来てくれた多くの個人のボランティアや団体の方がありました。そしてこれからも復興のためにたくさんの人に来てもらえるように、全国どこででも読むことができるようにしました」
イベント冒頭の挨拶の中で大久保さんは言いました。

平成9年6月の創刊以来、1度も休まずに毎月発行し続けてきた「月刊杜の伝言板ゆるる」。
掲載した団体からの感謝の報告や、インフォメーションのコーナーに掲載しているボランティア情報などで「参加者が増えた」などの声が寄せられることもあるようです。

「杜の伝言板ゆるる」代表理事 大久保朝江さん
現在は「みやぎNPOプラザ」館長も務めています

現在は復興に力を注いでいる地元の団体を応援することに重点を置いた内容にはなっていますが、大久保さんは被災地だけには限定したくはないと考えています。

「震災以前から活動をし続けている団体はたくさんあります。問題は被災地以外にもあり、解決しなければならない課題は “課題” として今も残っています。
そういった活動をしているたくさんのNPOの活動や情報を入れながら、これからも発刊していきたいと思っています」
地元の復興は地元の力でという理念の元、『月刊杜の伝言板ゆるる』はこれからも貴重な情報を発信し続けていきます」

市民活動やボランティアに興味があるけれどどうして良いか分からない方や、新たにNPOを立ち上げたいと考えている方は、「みやぎNPOプラザ」「月刊杜の伝言板ゆるる」を手に取ってみてはいかがでしょうか。


大久保さん(中央)と、編集・「みやぎNPOプラザ」スタッフのみなさん
(後方左より)久保美紀子さん、庄子真希さん、清野利之さん、村上千恵さん

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◆ゆるる会員募集◆
「月刊杜の伝言板ゆるる」は会員の皆さんに支えられて発行しています。
詳しくはホームページをご覧のうえ、ご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。

特定非営利活動法人 杜の伝言板ゆるる
宮城県仙台市宮城野区榴岡3-11-6  コープラス島田B6
TEL 022-791-9323 FAX 022-791-9327
E-mail  npo@yururu.com
ホームページ http://www.yururu.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/npomorinodengonbanyururu

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「月刊杜の伝言板ゆるる」創刊200号記念イベントでは市民メディアの在り方を探る企画として
◆井上きみどりさんによる基調講演「わたしが震災まんがを描いたわけ」
◆メディア関係者を招いたパネルトーク「市民メディアとしてのこだわり」が行われました。
「ココロプレス」では順次ご紹介してゆく予定です。お楽しみに!

(取材日 平成26年2月1日)