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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年1月21日火曜日

2014年1月21日火曜日21:06
こんにちは、Chocoです。
「アートの力」、後編です。
前編→http://kokoropress.blogspot.jp/2014/01/blog-post_19.html

「女川アートシーズン」



9月8日に行われた「さよならパーティー」には、ワークショップで地元の人たちが作ったメダルや切り絵、女川の風景写真がきれいに展示され、子どもたちが作ったモンスターは巨大なスクリーンに映し出されました。

地元のお母さんたちが制作した切り絵とマグダさんが制作した勇気のメダルです。
両方の材料は、女川で手に入る広告チラシや食材の容器等、全て日常ゴミとして捨てられているモノばかりでした。
ワークショップで子どもたちが描いたモンスター

地元の皆さんが制作した作品が並べられていました。



マークさんの大作「タンデム・フライト女川」
子どもたちがワークショップで制作したモンスターが登場。
そして、顔の部分は切り抜いてあるので、そこから顔をのぞかせれば、自分がモンスターになって、女川を飛び回っているようになります。






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さまざまなところで、アートを楽しめた日々。
カナダや日本中から来てくれたアーティストさんたちがアートの力を見せてくれました。

また、イベントを盛り上げてくれた人たちは他にもたくさんいました。
それは、地元の人たちです。
地元の方々の応援があったからこそ、シーズンを通して多くのアーティストを迎えることができました。
代わる代わる来るアーティストをおもてなしてくれた人だったり、
作品で必要な貝殻を快く提供したり、
長期滞在する宿舎、作業場所や舞台を提供してくれたり、
アーティストの作品制作のために快く手を貸してくれたり・・・。
多くの地元の人たちが色んな形で手伝ってくれていました。





そして、無事に女川アートシーズンが終わりました。

私がブログの中で紹介できなかったアーティストもたくさんいます。
今回、12名のカナディアンアーティストと3名の日本人アーティストと2名の落語家が女川に集まり女川のアーティストたちとともにアートで女川の夏を彩りました。
「アートのある街を目指して
皆で女川を盛り上げよう!」

ふだんは見ることができないアートの世界が、女川のあちらこちらに見られました。
そして、そのアート作品、制作したアーティストたちとの交流を通じて、地元の人たちは元気をもらいました。


女川町民野球場仮設に住む野村さんから、アーティストたいへメッセージです。


"Thank you for coming to our town, Onagawa!


We had a great time with you. 

We will not be crying all the time but having days full of smiles and laughter. 


We are appreciating the bond we have in temporary housing communities and will be cheerful.


Thank you very much for everyone" Ms. Nomura
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初めてのアートイベント企画で四苦八苦した時もありましたが、皆さんの想いはいつも温かく、作品に向ける想いも熱いものでした。

「女川に来られて、本当に良かった。皆が本当に笑顔で喜んでくれていて、とてもうれしいんだ」と、涙を流しながら話してくれたカナダ人アーティストもいました。

何かをする時は、真っ白な状態から物事が始まります。
「アートの長期イベントをやりたい」という声が出て、
アートで盛り上げるならやっぱり「女川を盛り上げたいし、元気にしたいね」と次々と言葉が出てきました。

白紙だったものに色が付き、そしてこのイベントも生まれました。
そして、たくさんの笑顔が女川の町に広がりました。

約9カ月、イベントを追いかけさせてもらいました。
そして、物事を一から始めるということの難しさを感じました。
けれど、それよりも想いが強ければ、実現するんだということを関わった人たちを通して感じることができました。


追っかけ取材、次回は、3月に開催されるお祭りです。
お楽しみに!!

(平成26年1月17日)