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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年1月2日木曜日

2014年1月2日木曜日10:00
こんにちは。kaiiです。

平成25年12月4日で東日本大震災から1000日を迎えました。
この間、たくさんの人にお会いし、たくさんのご支援をいただきました。心から感謝しています。
未曾有の大震災と大津波から1000日。
未だ(平成25年11月8日現在)2651人の方が行方不明のままです。1日も早く行方不明の方が家族のもとへ帰れるようにお祈りしています。

被災された皆さんにはとても長い1000日だったことでしょう。
被災地を見守っている皆さんには「復興」に向かう被災地がどう映っているのでしょうか。

これまでココロプレスで取材させていただいた中で、現在も「復興」に向けて努力されている方々から震災から1000日を前にメッセージをいただきました。

気仙沼で東日本大震災を機に立ち上がった、赤ちゃんとママを救済する団体「NPO法人PEACE JAM」の副代表、齋藤賢吾さんに震災から1000日を振り返っていただきました。

気仙沼で母子支援を続ける齋藤賢吾さん

「震災当初はこの活動も1年もたてば必要が無くなると考えていました。しかし、活動を続けていく中でさまざまな問題にぶち当たることとなり、継続的な活動の必要性を感じています」

「震災により街の様子や人々の生活も変りましたが、人の経験や知識、心はずっと積み重なり残っています」

「街があるから人がいるのではなく、人がいるから街になるのだと思います。住民それぞれが一丸となって次の世代へ希望をつなぐ地域づくりを行っていくことが大切だと感じています。私もその一人として精進していきます。」



齋藤賢吾


齋藤さんは理想の「イクメン」(育児に積極的に取り組む男性)です。イクメンだから気が付く支援があると活動を見ていて感じています。

「PEACE JAM」とkaiiの出会いは震災から2週間ほどが過ぎたある日。
地元の水産会社の軽トラックに乗って、見知らぬ男性が
「子どもの支援にきました。支援の必要な乳幼児はいませんか」
と訪ねて来たのが、齋藤さんとの出会いでした。

その地域の中には乳幼児はいなかったので、代わりに中山間地域に避難した人たちの支援をお願いしました。

オムツがない。
ミルクがない。

震災直後の混乱の中で、PEACE JAMが続けた支援に救われた母親たちがたくさんいます。


現在PEACE JAMは、被災した母親が就業と育児を両立させながら地域のママ・ネットワークを形成できるように活動するための施設を、気仙沼市内に、建設中です。

母親たちの作る野菜を使ったジャムも、デザインをリニューアルしました。
母親たちの作るその無添加ジャムは多くの人に好評を得ています。

「PEACE JAM」のスタッフの皆さんが懸命に地域の中で子どもたちや母親たちの支援活動を続けていることに感謝しています。

母親だから見えること。
父親だから感じること。

その2つの目線がこの団体の活動を支えていると感じています。

(取材日 平成25年11月22日)