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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年12月13日金曜日

2013年12月13日金曜日18:14
こんにちは、Chocoです。
12月に入って、街中はクリスマスで盛り上がっていますね。
クリスマスの音楽が流れ、お店やお家もライトアップされているところが多く見られます。そして、ここから少し離れた仙台市では、並木道に光のページェントがきらめき、夜の道をロマンティックに演出する、そんな季節になりました。

さらに、ここから400km以上離れた街でもカラフルな色でライトアップされました。


震災発生から1000日目の12月4日に点灯式が行われたLIGHTING OBJET(ライティング オブジェ) 2013「光の箱」は、綺麗な光のオブジェだけでなく、東京と東北をつなぐ灯りでもあります。

主催するのは、商業施設や博物館など展示施設の企画・デザイン・施工を手掛ける乃村工藝社です。

「11月10日に宮城県石巻市で始まり、最後のワークショップは11月24日に福島県いわき市で開催されました。約2週間、その間開催した東京でのワークショプでは近隣企業、お台場学園の皆さん、石巻マルシェの皆さん、ノムラグループの社員、家族、友人の皆さんに参加していただき、想定していた以上の『光の箱』が集まりました。
今年もお台場では、各所できらびやかなイルミネーションで彩られていますが、一つ一つ手作りで作ったイルミネーションはこの「光の箱」だけです。
乃村工藝社の原点でもある『モノ作り』を通して、皆さんと一緒に一つのカタチにでき、うれしさとともに感謝の気持ちでいっぱいですー」
このプロジェクトを代表して中心となって進めてきた浅野敦司さんが点灯式で挨拶をしました。



小さな箱がたくさん集まってできたこの大きな「光の箱」、私が作った1つの箱も、この中のどこかにあります。
そして石巻や福島の皆さんが作った作品もたくさん飾られています。
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【作り方】
1アルミ製のロールで好きな形を作ります。
丸めたり、折り曲げてハート形にしたり、大きさもバラバラです。
2 形を作ったら好きなように箱に詰め込みます。
こんな感じでアルミで形を作って、箱の中に詰め込んでいきます。
大きく形を作ったり、小さいハートの形を作ってたくさん入れたり
人によっていろいろ工夫されています。
3 裏に好きな色のカラーセロハンを付けます。

そして、カラーセロハンを裏に付けて仕上げます。
正面から見るとこんなにカラフルに見えるのです。
5 完成!!
※「光の箱」は造形作家・松村泰三さんが考案されたキットです。
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この「ライティングオブジェ」は東京・丸の内で8年前にスタートし、2011年以降は東日本大震災復興支援チャリティの一環として開催されています。今回、乃村工藝社はサテライト会場として東北と東京を光の箱でつなげようと、先月、石巻市内にある2カ所の仮設住宅でワークショップを行いました。
石巻の会場は、万石浦ささえあい拠点センターと仮設開成団地です。
両日ともたくさんの人が集まり、子どもから大人まで、「光の箱」作りを楽しんでいました。




ハート形を並べて、お花の形にしたり、
皆さんの個性が光った作品ばかりでした。
カラーセロハンを貼付ける場所によって色の見え方が異なるので、
色合いを決めるのも結構難しいんです。
お2人の作品は対照的で、とても個性的でした。

開成団地で仕上がった作品です。
まずは後ろから・・・
後ろはこうなっています(笑)
なかなか派手に見えます。

正面から見ると・・・
正面から見るとこんなにきれい!!

「とても楽しかった。こうやって来ていただいて、本当に感謝している・・・。
私たちも頑張らなくちゃね。ありがとうね。」
完成した「光の箱」を眺めながら、地元の人は言いました。
今回もたくさんの笑顔があふれていました。
スタッフさんから教えられながら、地元の人たちは好きなように光の箱を作っていきます。

東京から石巻へ来てくれた浅野さんとスタッフの皆さんからのメッセージです。
「『光の箱』でたくさんのSmileが見れました。
石巻の皆さんに感謝!!ありがとう。」

浅野敦司さん
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点灯式でのスピーチの最後に浅野さんは、被災地への想いを語りました。
「—今日12月4日は震災発生からちょうど1000日に当たる日です。
『光の箱』は来年の2月14日まで点灯した後、ワークショップを開催した石巻、いわきへこのままの状態で持っていき、東北の皆さんにも見ていただきたいと思っています。
直接的な支援ではありませんが、ひとときの間だけでも東北の皆さんの”希望の灯り”になることを願っています」

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浅野さん達は、震災後、義援金を届けたり、漁業支援など被災地支援をしてきました。
昨年は、石巻市役所の1階にある「いしのま★キッチン」の店舗の内装や環境づくりのサポートもしました。

今回企画したのが、この「光の箱」です。
約1カ月で集めた数は、400個以上。
たくさんの人たちが集まり、各々の作品を作り上げました。
そして、小さな箱が1カ所に集まり、大きなオブジェとなって、現在、お台場で展示されているのです。
一人一人の個性が集まった「光の箱」は、今日も光輝いています。
是非、お台場に行った際は、「光の箱」を眺めてみてください。
そこには、東京から東北への温かな気持ちと、東北からの感謝の気持ちが込められています。
展示期間: 2013年12月4日[水]〜2014年2月14日[金]



  場所: 乃村工藝社 台場本社ビル正面

      〒135-8622 東京都港区台場2丁目3番4号

      りんかい線「東京テレポート」下車徒歩6分

      ゆりかもめ「お台場海浜公園」下車徒歩1分

(取材日 平成25年12月4日)