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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年12月27日金曜日

2013年12月27日金曜日20:57
こんにちは、chocoです。
2013年も残すところ3日。
師走の忙しさも、
年越し前の大掃除も、
年賀状書きも落ち着いて、
あるいは、今年の仕事も終わり、ようやくゆっくり休めると、一息ついている皆さん。
やっぱり、音楽が癒してくれます。

今日は、今年最後のイベント情報です。



主催者は、「輪音」。


実は、代表の畑中みどりさんは、私の団体と同じ場所でボランティア活動をしていて、偶然知り合った方です。

愛知県在住の現在は大学生の畑中さんは、音楽を通して、東北とつながっています。
初めて被災地を訪れたのは、去年の夏でした。
「正直、『思ったよりも復興しているな』というのが、最初に被災地を見た時の印象でした。町も元通りになりつつありましたし、瓦礫もほとんど片付けられていて・・・」

しかし、その反面見えてきた事実がありました。

亡くなった子どもの保育園を見るだけで涙が止まらない」
「家族の声を忘れていくのが怖いけど、ビデオを見る勇気は出ない」
という声を実際に被災した人たちから聞く機会があり、

「一年半たった今でもなお、心の中には大きな穴が空いていて、復興なんてまだまだ遠いものなんだ」
と感じたそうです。

いくらボランティアをしたいと想いが強くても畑中さんは、女で身体も小さく力もない自分では、あまり役に立てないのではという不安があったそうです。
「自分にできること」それは何かと考えた時に、たどり着いたのは音楽でした。
音楽を使って何かできることはないか・・・そう考え、石巻で出会った先生に「どんなカタチでも良いから、音楽で何かできることはないか」と長文のメールを送ったそうです。
その先生は、岐阜県でレストランを営んでいる末永さんを紹介してくれたそうです。
末永さんは女川町出身で、震災前はレストランと民宿を営んでいました。
震災後、岐阜県の高山に避難し、現在は「復興レストラン女川すえひろ」を高山で再開しているところです。
畑中さんは、そこでチャリティーミニコンサートを開きました。それがきっかけで、「輪音」の活動が始まったのです。

畑中さんを中心に「音楽を通して誰かのために何かをしたい」という仲間がジャンルや年齢問わず集まり、東日本大震災のチャリティーコンサートなどを行いました。
その他にも、東北でのコンサートや、東北へのボランティア派遣、そして震災の復興支援以外にも、地元の施設の訪問などを行っているそうです。


「私たちは、みんなプロではありません。みんなアマチュアです。だけど、そんなアマチュアの私たちにも、きっと誰かのためにできることがある。『音楽で誰かを笑顔にしたい』という、音楽をやる人なら誰しもが感じる思いを、社会のために役立てていけるような、そんな団体でありたいです。
そして、この温かい音楽の輪が広がっていくことを願っています」
畑中みどり


『クリスマスやお正月などのイベントごとの時こそ、被災者の方は寂しい思いを抱き、自殺率も高くなる』そんな現地の方の言葉がきっかけとなり、去年の冬に東北でのコンサートを行いました。
「とにかくめちゃくちゃ楽しい時間を作って、笑顔になれる空間を共有したいなと思います。与えるでも与えられるわけでもなく、お互いに寄り添いながら、協力して一つの楽しいコンサートを作れたらいいなって。
大好きな東北の皆さんと、温かい時間を過ごせるのだと思うと、今からワクワクが止まらないです♪
本番は、まったりと楽しんで頂ける場作りを頑張ります!」
と、現在もメンバーの皆さんとイベントの準備真っ最中の畑中さん。

12月29日は、是非、音楽を通して石巻へ来ている皆さんの心温まる歌声を聞いて癒されてください。

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輪音カウントダウンコンサート2013 in 石巻
「輪音紅白歌合戦」
日時:12月29日(日)13:00〜
場所:笈入あすなろ館(石巻市和渕字仲通155−1)

(取材日 平成25年12月26日)