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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年12月2日月曜日

2013年12月2日月曜日18:01
こんにちは。kaiiです。
平成25年12月4日で東日本大震災から1000日を迎えます。
この間たくさんの人にお会いし、たくさんのご支援をいただきました。心から感謝しています。
未曾有の大震災と大津波から1000日。
未だ(平成25年11月8日現在)2651人の方が行方不明のままです。
1日も早く行方不明の方が家族のもとへ帰れるよう祈っています。

被災された皆さんにはとても長い1000日だったことでしょう。
被災地を見守っている皆さんには「復興」に向かう被災地がどう映っているのでしょうか。

これまでココロプレスで取材させていただいた中で、現在も「復興」に向けて努力されている方、被災地に思いを寄せてくださる方々から、震災から1000日を前にメッセージをいただきました。

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「気仙沼巡回療養支援隊」で医療支援活動に従事した西尾浩美さんからメッセージをいただきました。

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 医療支援のため、約1年を気仙沼で過ごしました。
温かく懐の深い気仙沼の人たちに愛してもらい、気仙沼を離れる時は「帰宅」というより「親元を離れる」寂しさでいっぱいでした。
 被災後は、想像できないほど厳しい状況に疲れ果て、迷い揺らぎながらも1日1日を大切に生き、少しずつ前進していく姿に被災地の人たちの姿に「人の強さ」を知りました。

 今私は東南アジアの途上国で暮らしていますが、たくさんの人に「被災地はどうなった? 大丈夫?」と聞かれます。遠く離れた場所からも、たくさんの人が心を寄せています。

 どうぞ皆さんがお元気で、温かなお正月が迎えられますようにお祈りしています。

                                          西尾 浩美


ベトナムの子どもたちと一緒の西尾浩美さん

震災後、医療支援のために気仙沼に入った西尾浩美さんは医療支援が終了した後も気仙沼に残り、約1年間気仙沼で支援活動を続けました。
「巡回療養支援隊気仙沼(JRS)」では医師や行政や地域と連携を図りながら、全国から駆けつけた医師たちと必要な医療を気仙沼市の沿岸部だけでなく中山間地など市の全体に医療を届けるコーディネートをしました。
昼夜を問わずに続けられた支援活動は過酷なものでした。ひたむきに頑張り続ける巡回療養支援隊の活動は被災地の命綱でした。

現在、西尾さんは看護師としてベトナムで子どもたちの医療支援に当たっています。ベトナムで貧困のために傷ついた、辛い小さな命の現実を見つめながら毎日活動を続けています。

西尾さんとkaiiの出会いは平成23年6月で、巡回療養支援隊の医療支援の終了が決まり地域の医療の確保と継続ができる環境を考えるために彼女が訪ねて来た時でした。
地域の人たちが医療を継続して受けられる環境を一生懸命考えている彼女の姿が、とても印象的でした。

もうすぐ震災後3回目のお正月がやってきます。新しい年の準備が始まるころです。西尾さんの「温かなお正月を迎えられますように」の願いが、日本に・・・被災地で毎日がんばっている人たちに届きますように。

JRS(巡回療養支援隊)=被災後13日目に、市立病院外科の横山医師が「被災を受けていない山間部の多い気仙沼には避難所だけでなく、自宅で困っている人たちがいるはず」と直感して、横山医師、SHARE沢田医師とJMATから派遣された「たんぽぽクリニック永井」とで立ち上げ、当初参加していた宮城大学チームや兵庫県保健師チーム、PCAT等皆で作り上げた在宅医療支援チームのことです。


(取材日 平成25年11月25日)