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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年4月1日月曜日

2013年4月1日月曜日14:40
こんにちは。
kaiiです。

「DSP災害支援プロジェクト」は栗原市築館を活動拠点とする特定非営利法人(NPO)です。
大津波の被害を受けた宮城県の沿岸地域で、潜水技術などの特殊技術を生かし災害支援プロジェクトを続けています。
理事の門馬宏昭さんにお話を伺いました。




門馬さんは、震災直後孤立した地域を中心に息の長い支援活動が必要であると訴えます。



海底には破壊されつくした町並みの家や港の残骸が海の中にまだまだ沈んでいる状況を話します。瓦礫が撤去され、きれいな海が取り戻され三陸沿岸で漁業を生業にしてきた人たちの生活の復興が進むことが大切だと話します。



門馬さんは東京でタレント事務所、建築・システムの会社などを経営しています。潜水士のライセンスを持っていることもあり、地元の漁協と連携して、発災後入った南三陸町戸倉で行方不明者の捜索や瓦礫の撤去などの支援に取り組んでいます。

「83歳から6歳まで、延べ5万人の人が、この地域にボランティアに来ました。その半分はリピーターです。都内の10大学のDSPサークルやインターカレッジ(インカレ)の学生200人にもボランティアに来てもらい、被災地の現状を感じながら働いてもらいました。被災者の個々のニーズは草むしり、瓦礫撤去、漁業支援などさまざまです。地域密着型のボランティアが残っていないのも現状です」



門馬さんはボランティアとして支援する時に地元の人の自立を阻まないように気を付けていることを、こう話します。
「漁業の復興に必要ならボランティアとして1シーズンは手伝いますが、地元の人の働く場所をボランティアが奪ってはいけないと考えています。私たちの支援プロジェクトは人と人との関わりを束縛はしませんが、ボランティアとして2シーズンは同じ漁業の支援はしません。ボランティアは地元の人のお金には絡まないことが大切です。ボランティアは地元の人にとって『してくれる』『してもらう』存在であってはいけません」




被災地の中に「行政と住民」「住民同士」「ボランティア同士」の温度差を感じることもあると教えてくれました。
互いが互いのニーズや存在を正しく分かり合うことが必要だと、門馬さんと話していて感じました。虐げあうのではなく分かち合い認め合う関係性が必要だと門馬さんの話を聞いて思いました。



震災から2年が過ぎ、地域のニーズを吸い上げていたボランティアセンターの業務が縮小されたり終了したりします。
震災直後から、世界各国や日本の各地からたくさんのボランティアが被災地の支援に来てくれました。
黙々と瓦礫を片付け、暑い中で家屋の泥出しなどを手伝い、仮設住宅などで被災者を慰めてくれた、たくさんのボランティアの人たちに感謝しています。

(取材日 平成24年12月11日)