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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年4月10日水曜日

2013年4月10日水曜日15:38
こんにちは。kaiiです。

神戸に住む釜谷直人さんは毎月11日に、大阪・京都・神戸・長崎・滋賀などの会場で「福興カフェ」を催し続けて17回になります。
その釜谷さんが気仙沼を訪れたので、お話を聞きました。

震災直後から毎月、岩手・宮城の沿岸被災地を訪れている釜谷さんは、自分が感じた被災地を毎月開く「福興カフェ」の中で紹介しています。
「福興カフェの目的は『今の東北』を知ってもらい、東北への関心を高めていくこと、何かできることはあるか?をシェアリングする場を作ることです」
と釜谷さん。


震災から丸2年となる2013年3月9日、10日には、「福興カフェ」を続ける間に増えた仲間と神戸市新長田駅前南地区商店街一帯で、東日本大震災復興支援プロジェクト「LOVEフェス3.11」を開催しました。


この新長田駅前南地区商店街は、阪神淡路大震災で大きな被害を受けたところです。

釜谷さんはここで「LOVEフェス3.11」を開催した理由を、
「震災の被害から立ち上がったこの商店街から元気を発信できたらと考えたからです」
と話します。

「LOVE」には、「愛」と「Link of Vital Earth」の頭文字を重ねて「活力ある地球のつながり・『絆』」という意味が込められているそうです。

東日本大震災復興支援プロジェクト「LOVEフェス3.11」
http://www.lovefes311.com/


LOVEフェス3.11の開催の目的には2つあります。
「東日本大震災を忘れないこと、風化させないこと、ゼロから1へ関心をもつ人を増やすこと」
「震災を経験した東北へ、希望、勇気、笑顔を届ける架け橋になること」
大震災があったことを忘れず、一人一人が考え、目の前の人を大切にし、地球規模の視野を持ち世界がつながるためのプラットホームとして復興支援の一翼を担いたいと釜谷さんはあいさつの中で述べました。



この日は仲間8人で気仙沼を訪れました。

初めて被災地を訪れた女性は、
「被災地で自分が感じたこと、被災した人に聞いたことをたくさんの人に伝えます。報道されている被災地と自分が感じた被災地は違っていました」
と話しました。

毎月、被災地を訪れている釜谷さんは、
「支援として物を渡す支援は長くは続きません。自分たちが被災地を訪ねて買い物をしたり地元のおいしいものを食べたり、地元の人と交流したり『win win(どちらにもメリットがある関係性)』は長く続けられると思います」
と話しました。


「東北を忘れない。震災を風化させない。関心を持つ人を増やす」
地道に被災地の支援を続けてくれている彼らに心からの感謝をしました。

大阪から訪ねて来た8人の感想もさまざまです。

初めて被災地を訪れた人は、報道で知る被災地と実際の被災地は違うという感想を持ちました。

幾度か訪れている人は、被災地ごとに復興の進捗の度合いは違うけれど、少しずつ確実に「前へ進んでいる」ことを感じられると話します。




kaiiは気仙沼魚市場の復旧工事の進捗と魚市場の周辺に水産加工場が少しずつ建ち始める様子を毎日見ています。

気仙沼の産業の復興は確実に進んでいます。歩みはゆっくりでも確実に前に進む歩みです。夜の町には信号の光が見え、そこに道があること感じることができるようになりました。
町の変化を感じる時、たくさんの人の支援や努力に感謝します。

遠くから東北を、宮城を、被災地の人を思って「共に前へ」と思いを寄せる人たちが居ることが、私たちの心の杖となり復興へのエネルギーになっていくことを祈っています。

(取材日 平成25年4月7日)