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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年3月4日月曜日

2013年3月4日月曜日18:32
kaiiです。

「気仙沼災害FM」の生放送は、元気な子どもたちのタイトルコールで始まります。


気仙沼市民の生活に密着した情報が、毎日午前10時からと午後2時からの2回の生放送で伝えられています。
気仙沼の天気、市場の状況、交通情報、新聞記事、催しや市民の声などが伝えられます。
放送を毎日楽しみにしている市内の仮設住宅に住む女性は、
「新聞の字は視力が落ちて見えにくいんだけど、ラジオが三陸新聞の内容を読んでくれるから助かるの」
と話します。
私も気仙沼近辺を移動している時は、気仙沼災害FMの放送で交通情報を確認しています。



震災の直後、携帯電話は不通になり家族の安否の確認もできなくなりました。
避難できても、支援情報や生活に身近な買い物のできる場所、病院の診察の状況などの情報を得ることができず困りました。

気仙沼災害FMは、震災から12日後の平成23年3月23日に気仙沼・本吉広域防災センター内の消防署の訓練棟にスタジオを設けて放送を開始、被災者への情報を伝え始めました。

気仙沼災害FMの西城淳さんは放送開始当時のことを振り返ります。、
「ラジオ放送の経験者がいなかったので、何を伝えればいいのがわからず手探りでした。気仙沼市から配られた印刷物の情報を放送原稿に直して伝えていました」



平成23年9月にはスタジオを消防署の訓練棟から気仙沼松崎萱(まつざきかや)の住宅地にある民家の1室に移転しました。


神棚が祭られた部屋には、放送機材や事務機器が並んでいます。
放送はこの部屋の事務机の上から手作りで市民に届けられています。
「これからも地域に根ざしたニュースを届けていきます」
と西城さんは話します。


気仙沼市の防災無線の復旧はまだまだ遅れています。

市民が正しい情報得るためにも、この放送が継続されていくことを一市民として願っています。



(取材日 平成24年12月12日)