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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年3月1日金曜日

2013年3月1日金曜日17:31
kaiiです。

「復興屋台村 気仙沼横丁」の事務局長小野寺雄志さんは、今でも初めて他県から気仙沼を訪れる方の100%が「こんな状況になっているなんて思いませんでした」と話すと言います。



「復興屋台村 気仙沼横丁」は気仙沼観光汽船の発着所から徒歩で1分ほどの場所にあり、津波で壊れた発着所や内湾地区の様子を一望できる場所にあります。
津波の破壊力を目の当たりにした観光客が「こんな状況になっているなんて」そんな言葉を漏らすのにもうなずけます。



震災から1年間で、ボランティアや観光などで来た約30万人が「復興屋台村 気仙沼横丁」を訪れ、震災の時の様子を地元の人に聞いたり、気仙沼の食材を使って作られたおいしいお料理を楽しんだりしました。店舗の壁には、訪れた人の笑顔と思い出が写されたたくさんの写真が貼られています。



「復興屋台村 気仙沼横丁」の飲食店では地元の食材を使うのがルール。地元の旬の山海の幸を使った料理が並びます。営業時間や休日は店舗によって違いますがどこの店舗でも笑顔が迎えてくれます。


小野寺さんは、
「気仙沼は魅力的な町。おいしいものもたくさんあるし、人が個性的でおもしろい。気仙沼に来たら気仙沼を楽しんでほしいです」
と話します。

事務局長の小野寺雄志さん

1年前に比べると被災地に来るボランティアも観光客も減少しています。小野寺さんは、「沿岸被災地域の仮設商店街が連携したイベントなどを企画し、沿岸地域にたくさんの人に足を運んでもらえる仕組みを作っていきたい」と県の境も越えた企画を考えています。



4月20日には気仙沼の恵まれた食材の好さを広く知ってもらう飲食イベント「第1回 気仙沼バル」を開催し、「食でつながる、街がつながる、笑顔がつながる」ことで商店街の元気を発信します。気仙沼市内の3カ所の商店街(気仙沼復興商店街 南町紫市場、復興屋台村 気仙沼横丁、気仙沼鹿折復幸マルシェ)の飲食店44店舗が参加する、大掛かりなイベントです。



「沿岸地域が連携して復興に向かってがんばっている姿を見てほしいと思います」
小野寺さんは、復興に取り組むエネルギーをたくさんの人に感じてもらい、共に前に進んでいければと考えています。



現在、復興屋台村 気仙沼横丁が建っている場所は防潮堤の計画地域です。2、3年後には仮設店舗もなくなります。

それぞれの店がその後の経営をどのように継続していくのか、減少している客数をどう増やしていくかは、「それぞれの店舗の努力、自分で方法を考えることが必要」だと言う小野寺さんの話を聞きながら、「これから」を考えました。


(取材日 平成25年2月14日)