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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年3月30日土曜日

2013年3月30日土曜日4:00
コタローです。

先日、気仙沼市の後九条(うしろくじょう)に一体の地蔵菩薩像が建立されることになったこと、そしてそのきっかけは気仙沼で暮らす一組のご夫婦と俳優の滝田栄さんの縁であることをお伝えしました。

3月17日、ついに地蔵菩薩像と地蔵堂が落慶しました。
今日はそのご報告です。

2013年3月4日月曜日
素晴らしい未来の創造への祈り  (気仙沼市後九条)
http://kokoropress.blogspot.jp/2013/03/blog-post_3185.html




長年仏像制作に取り組んでいた滝田さんが、震災犠牲者の霊を供養し、残された人が再び災いにあうことなく明るい未来を創造できるようにとの祈りをこめて楠(くす)の一木で彫った地蔵菩薩は、高さ130センチ重さ約130キロの大きさです。

地蔵菩薩像は奈良薬師寺村上副住職に「気仙沼みちびき地蔵」と命名されました。




完成後の3月10日には、長野県長野市の活禅寺で地蔵菩薩の開眼法要が営まれ、滝田さんらが震災犠牲者のために読経し犠牲者を追悼しました。



3月17日、「気仙沼みちびき地蔵」は気仙沼市後九条の静かな住宅地の一角に建てられた木造平屋建ての地蔵堂に安置され、午後1時から関係者と地域住民など約100名が集まり落慶法要が営まれました。


法要に来ていた60代の女性は、「心を落ち着かせる場所ができました。
失われた大切なものに心をよせる時間を過ごしたいと思います」と話しました。



「地蔵堂が慈愛の心が根ざす場所になりますように」と話す女性もいました。

この地蔵堂には、市内茗荷沢出身で被災地を托鉢して回っている僧侶の小山さんが常駐します。
毎月11日の震災犠牲者の月命日のとご縁日である24日には法要を行い、毎朝午前5時から座禅会と写経会を開くことを予定しています。


「気仙沼みちびき地蔵と地蔵堂」が気仙沼の人々の心を癒し、地域住民の憩いの場となり、心のよりどころとなるように願っています。
穏やかな表情の地蔵様に静かに手を合わせ「平穏無事」を祈りました。


(取材日 平成25年3月17日)