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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年3月7日木曜日

2013年3月7日木曜日18:38
えみです。

津波によって自宅もしくは商店街がその町から消えてしまうと、灯が消え、人が居なくなり、街全体が元気を失いかけてしまいます。

しかし、震災前の元気だった頃の町を取り戻そうと必死に頑張っている方が各地域には大勢います。



今日は「多賀城月の市 雪祭り」に行ってきました。
「多賀城月の市」は震災によって元気がなくなってしまった多賀城の街に、活気と絆を取り戻すことを目的に開催されている市です。

震災後「こども元気祭り」や「にぎわい祭り」と題して主に仙石線多賀城駅前で開催されてきた「多賀城月の市」。
企画をしたのはNPOや企業、行政で構成されている多賀城月の市実行委員会です。
これまでにも地場産品の販売や人々が集まってくる楽しいイベントを企画して大勢の方が訪れています。



2日間にわたって開催される「多賀城月の市」の会場は隣の利府町にあるモリリン加瀬沼公園。多賀城全体を元気にしたいということと、多賀城市民だけでなく宮城県内からもたくさんの方に来てもらいたいという思いで、今回からお祭りは市内のいろいろなところで開催されるようです。



天気に恵まれたこともあり、会場にはたくさんの方が来ていました。



降雪量の多い地域からなんと10トントラック26台分の雪を搬入し、雪合戦や雪像作り、雪の滑り台さまざまなイベントが実施されました。


再現した、横手のかまくら
自衛隊員が数日かけて作ったそうです。


氷の彫刻、多賀城政庁跡を復元。

















自衛隊員は2日間で延べ50名が応援に駆け付けてくれました。
雪合戦に使用する雪の玉を作っていました。

プロの彫刻士さんが作った氷の彫刻


















総勢200名参加の雪合戦

「多賀城月の市」実行委員会の会長である吉川俊宏さんにお話を伺いました。

多賀城市は震災によって三分の一が津波で流されてしまいました。商店街からは灯が消えてしまい街全体が暗くなってしまった。震災前またはそれ以上の明るさの町に取り戻したいと考え、定期的に多賀城月の市を開催しています。町を盛り上げるためにみんなが楽しめるイベントを企画してたくさんの方に来てもらっています。

町ににぎわいが戻るとたくさんの人々が訪れ町も活性化する。年に数回行っている「多賀城月の市」のお祭りを市民に定着させ、ここから新しい多賀城市の町づくりの歴史を作っていきたいです。

と熱い想いを語ってくれました。


人々が集まる町、多賀城
「多賀城月の市」実行委員会 会長の吉川俊宏さん
 


地域盛り上げ隊!タガレンジャー参上!
仮設住宅が無くなるまで
タガレンジャー参上!

多賀城のご当地ヒーロー、タガレンジャー。
「多賀城月の市」など多賀城市内のイベントを盛り上げるだけでなく市外へも出動し、多賀城市をアピールしています。

タガレンジャーは小さなヒロイン「多賀城あやめ」「ブルータガジョー」「マウンテンキング」「アンダーバリー」の4人組。ショーは行いませんが、花の配布や写真撮影など人々とふれあい地域を盛り上げるために活躍しています。



タガレンジャーは知人から集めたホッカイロ1000個分を会場の皆さんに配っていました。


「多賀城あやめ」は7歳の女の子です。
父である「ブルータガジョー」とともに被災された人々を元気づけたいと願い、各イベントに参上しています。



頑張ろう多賀城!
自衛官募集中


日々を楽しく幸せに!
地元アーティスト SHOTAさん
アコースティックギターの音色が素敵でした。

地元アーティストによる熱いステージ。

昼食をとりながらステージを楽しむ人々。


熱々の豚汁、焼きそば、唐揚げ・・・・・・県内外の美味しいものが勢揃い。




被災された多くの地域では今まで活気づいていた商店街、町並みが一瞬のうちに失われてしまいました。しかし、そこに住んでいた人々は悲しんで落ち込んでいるだけでは終わりません。震災前以上の魅力のある楽しい町づくりを目指し再起をかけて日々奮闘している人たちがたくさんいます。
震災という大災害に見舞われましたが、人々は知恵を出し合い、忘れかけていた人と人がつながっていく大切さ、絆も生まれました。
失ってしまった過去を振り返ることももちろん大切なことですが私たちはそれを踏まえて震災前以上の住み良い町、環境づくりに努めていくことが必要だと思います。

お話を伺った「多賀城月の市」実行委員会の会長、吉川さんの多賀城市の復興にかける熱い想いが伝わってきました。自分の住んでいる地域が大好きだからこそだと思います。

被災された全ての地域が1日でも速く震災前以上の素敵な街に生まれ変わることを望んでいます。

次回の「多賀城月の市」開催予定
2013年6月第2週目の土日開催。
会場は「多賀城あやめ園近辺で計画進行中」






「多賀城月の市」詳しい情報はこちらです。





(取材日 平成25年2月10日)