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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年3月26日火曜日

2013年3月26日火曜日11:39

kaiiです。

東日本大震災から2年が経過した3月11日、気仙沼市内でも追悼行事が行われました。


大震災の地震と津波によって気仙沼市では1200名余りが尊い命を失い、うち240名の行方はいまだに分かっていません。

平成25年3月11日の気仙沼湾は強風で白波が立っていました

気仙沼市が主催する「平成25年気仙沼市東日本大震災追悼式」は午後2時30分から気仙沼市総合体育館「ケー・ウエーブ」を会場に行われ、遺族や市民などおよそ1500人が出席しました。




一部は政府主催の「東日本大震災2周年追悼式」と同時進行となり、その模様が大きなスクリーンに映し出されました。地震が発生した午後2時46分には黙とうが捧げられました。


14時46分、犠牲者を悼み黙とうが捧げられました


気仙沼市の菅原茂市長式辞で、突然襲い掛かり1200名余りの尊い生命が失われた悲劇に癒えない家族の悲しい気持ちに心を寄せ、犠牲者に哀悼の意を表しました。


犠牲者の御霊に復興を誓う気仙沼市長

「今、私たちは運命的にも東日本大震災に襲われ、そして復興に向かうという歴史の真っ只中におります。これからの道筋も決して平坦ではありませんが、ここを生き抜くことができれば、どの人にとっても誇りに思える人生になるのだと思います。そしてそのことが犠牲になられた方々のご遺志にもっとも応えることであり、また、将来の気仙沼の人々への被災を乗り越えた私たちからの強いメッセージになるのだと信じて進んでまいります」
市長はあらためて復興への強い決意をこう述べました。

追悼の辞を述べた村井宮城県知事


参列した宮城県の村井嘉浩知事は、

「平成23年3月11日午後14時46分。故郷の生活、生業、人々の笑顔が失われたこの時を忘れません。愛惜痛恨の極みです」

と述べ、犠牲者に哀悼の意を表しました。そして、

「未曾有の災害により将来に不安を抱える人が多くいます。復興を加速させていくことを犠牲者の御霊に誓います」

と、2年前無念の思いで頭を垂れ手を合わせるしかなかったことをしのび、復興への強い思いを述べました。





殉職した亡き夫への思いを述べた門馬巡査部長のご家族

お2人の犠牲者の遺族の方々が、いまだ癒えることのない悲しい思いと、行き場のない辛さを語りました。

東日本大震災で殉職した気仙沼警察署鹿折駐在所の門馬勝彦巡査部長(当時52)の家族は

「夫をいつまでもいつまでも待っています。悲しい現実は受け止めています。夫が気に掛けた気仙沼の復興を見届けながら、できることをしていきたいです」

と悲しみを述べました。

献花する遺族

会場には午後7時まで献花台が置かれ、遺族や市民などが鎮魂の祈りを捧げました。


(取材日 平成25年3月11日)