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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年3月22日金曜日

2013年3月22日金曜日16:13
皆さん、こんにちは。スーサンです。

東日本大震災から2年が経過した3月11日、仙台市内で追悼行事が行われました。

大震災の地震と津波により、仙台市民は984人が亡くなり、30人が行方不明となっています。

仙台市が主催する追悼式は午後2時20分から、仙台国際センターで始まりました。遺族の方などおよそ千5百人が出席しました。

途中、一部は政府主催の「東日本大震災2周年追悼式」と同時進行となり、その模様が大きなスクリーンに映し出され、地震が発生した午後2時46分には黙とうが行われました。

東京の政府主催式典に合わせ、黙とうが行われました
奥山恵美子市長は主催者を代表して次のようにあいさつしました。

「復興が形になって次第に姿を見せつつあります。必ず前へ進んでいこうという多くの方々の決意がなければ、ここまでたどり着くことはできませんでした。復興を成し遂げることは私たちの責務です」

遺族代表の言葉を述べたのは、市内宮城野区岡田在住の平山由佳さんでした。

「津波で家族を失ったという後悔を教訓に、忘れてはいけないと誓っていることが2つあります。津波の恐ろしさや悲惨さ、津波から身を守る大切さです。また、日本中、世界中から支援を受けたことと、その支援に込められた気持ちです」

遺族を代表してあいさつした平山さん
犠牲者の冥福を祈り、仙台フィルハーモニー管弦楽団によって「アリア」などの弦楽四重奏が、東北福祉大学混成合唱団によって「花は咲く」などの合唱が、それぞれ捧げられました。

東北福祉大学混声合唱団が「花は咲く」などを合唱
最後に参加者全員が献花を行いました。

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午後6時からは勾当台公園市民広場で、「震災復興キャンドルナイト2013」が行われました。主催は仙台青年会議所です。
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集まったキャンドルは4千個。市民が将来の夢をこめました
震災から復興していくためには、震災の風化を防ぐとともに、未来へ夢を描き、新たな希望を抱くことが必要だという趣旨で、昨年に続いて催されました。

「ゆめコップ」と名付けられた紙コップには、市民によって将来の夢が書き込まれ、中にろうそくが入れられて、4千個が並べられました。この中には、震災被害を受けた市内14の小中学校の児童、生徒のメッセージも含まれています。

夕闇で浮かび上がったのは「かがやけ仙台」です。向かいのビルには「こころをひとつに」のイルミネーションが現れました。

暗くなるにつれて、「かがやけ仙台」がくっきりと
向かいの三菱地所ビルには「こころをひとつに」が
山田宗基理事長は「輝かしい仙台にするために、世界中の支援によって生まれた絆やつながりを大切にし、復興をつくっていきましょう」と呼び掛けました。

イベントでは、仙台市在住の書道家である高山華流さんによって、「輝」という文字を大書する様子がステージで披露されました。

大書する書道家の高山さん。書を通じた被災地支援を行っています
阪神淡路大震災の追悼活動を続けている神戸市のボランティア団体「神戸・市民交流会」「阪神淡路大震災1.17のつどいの実行委員会」が、イベントの開催支援で訪れていました。竹灯籠で「3.11  1.17」を表し、「兵庫県ボランティアの歩み」を紹介するブースを設置していました。

神戸市のボランティア団体によって表現された、「3.11」と「1.17」
会場には、勤め帰りの人たちが次々と立ち寄っていました。

新たな節目を迎えて、あらためて、私たちは復興へ向けて着実に歩を進めていかなければならないと思いました。

(取材日 平成25年3月11日)