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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年2月20日水曜日

2013年2月20日水曜日11:48
震災から間もなく2年。
気仙沼魚市場の近くには少しずつ大きな建物が建ち始めました。
その様子に、気仙沼の復興の鼓動を少しずつ強く感じているkaiiです。

2012年10月の気仙沼湾風景

2013年1月の気仙沼湾風景

気仙沼市松岩地区は、気仙沼市役所から南の本吉町方面に県道26号を車で20分ほど走ったあたりです。
ここには明治時代の国文学者で歌人の落合直文の生家「煙雲館」もあり、建物と庭園を見学することもできます。

2008年11月 煙雲館庭園

高台にある煙雲館は東日本大震災の津波をまぬがれたものの、たくさんの住宅が建ち商店や水産加工場が並んでた海岸地域の風景は一変しました。


この地域にあった商店会「古谷舘共栄会」は、昭和48年から40年間にわたり地域住民の生活を支えてきましたが、震災で32店舗から25店舗に会員が減少してしまいました。
会員の中にはすでに単独で他の場所で営業を再開した人もいます。

そんな中、3店の飲食店を含む9店舗の人たちが、これまで商売をしていた海岸に近いこの場所で新たに仮設商店街を開きました。
名前は、「まついわ福幸マート ココサカエル」。


名前の「ココサカエル」には、2つの意味が込められているそうです。

 1.ここさ(に)帰る
 2.ここ(が)栄える





この地域に住んでいたお年寄りたちの多くは、仮設住宅に住んでいます。
新たな住まいである仮設住宅で人とのつながりを試みる一方で、震災前のご近所さんたちの情報を求めています。




「以前から地域に密着した商売をしてきました。仮設住宅で1人暮らしをしている人に配達を頼まれて商品を届けると、いろいろな話をしてくれます。元気な様子を遠方に住む家族に伝えてあげることもあり、家族の人にも喜んでもらっています」
と、ココサカエルで酒屋を経営する「さつた商店」の薩田和弘さんは話します。




今はまだ仮営業中の「まついわ福幸マート ココサカエル」ですが、これからイベントなどを企画して集客を図りながら、今夏のグランドオープンを目指しています。

「危険区域での営業ですから不安もあります。これから地域がどのように変化していくのかという思いもあります。仮設店舗で営業ができる間は頑張って次のステップを目指していきたいと思っています」

地域を愛し人との繋がりを大切にしてきた薩田さんが、力強く話していました。


まついわ福幸マート ココサカエル
(FaceBook に移ります)


〈取材日 平成25年2月15日)