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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年2月1日金曜日

2013年2月1日金曜日20:06
コタローです。
毎日寒い日が続いていますね。皆さん、お元気ですか?
寒くなると心配なのが火災です。
昔は「火の用心」の拍子木を打つ音を耳にすることもありましたが、最近ではなかなか聞くことができなくなったのがとても残念です。


気仙沼市唐桑町石浜の「福祉の里住宅」には、93世帯が入居しています。
今年7月、福祉の里住宅の親睦会の役員15人と地元の警察、消防、行政などの関係機関が協力して、福祉の里住宅「防犯・防災・交通安全見回隊」を発足させました。

親睦会の会長坪内正一さんは、
「仮設住宅ではこれからさまざまな事故や事件が起こることが予想されます。寒い時期には特に火の取り扱いに注意が必要です。一番怖いのは火災。火災は命も財産も全て奪いますから。自分たちの安全は自分で守っていかなければなりません」
と話しました。


「安全は啓発運動から始まる」と考え、毎月22日には飲酒運転根絶運動を実施しています。
午前7時から45分間、仮設住宅沿いの県道239号の歩道に横断幕を持って、飲酒運転の根絶を訴えました。
子どもたちの通学時間でもあり、安全な登校の見守りもできました。
「おはようございます」
仮設住宅に9人しかいない子どもたちの元気なあいさつが、住民たちの元気と笑顔になりました。


防災意識を高めるためと、いざと言うときに災害弱者の救出の助けになるように、各棟の外壁には高齢者や障がい者がいることが一目で分かるようにマークが貼り付けてありました。これも坪内さんたちが考えたものです。



1日も早く復興して、みんながそれぞれ笑顔で生活できる環境が整うことを、坪内さんは願っていました。
震災前は洋品店を経営していた坪内さんの、人々の笑顔を願う気持ちを感じました。

震災前は安全な町住みよい町だった気仙沼も、震災の後は不審者の目撃情報や、痴漢行為や窃盗事件などで逮捕された人のニュースが伝えられるようになっています。

「自分の安全は自分で守る」
福祉の里住宅の親睦会が自主的に立ち上げた見回隊の存在は、仮設住宅の住民だけの問題ではなく、地域の安全のためには自治会などで必要な取り組みになると思いました。


(取材日 平成24年12月14日)