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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年2月7日木曜日

2013年2月7日木曜日19:49

気仙沼魚市場。

kaiiの目覚まし時計は、午前6時30分の魚市場の入札開始を伝える場内放送。
この声に今日も気仙沼の活気のある1日が始まったことを確認し自分に喝を入れて布団から起きだします。


気仙沼市魚市場も、東日本大震災による津波と地盤沈下などにより施設に大きな被害を受けました。また漁港周辺の水産加工施設なども壊滅しました。


しかし、買受人さんたちや水産業に関わる人たちの努力で、震災から3カ月後の平成23年6月には魚市場は再開しました。その後も水産業界が一丸になった漁船の誘致活動などで生鮮カツオの水揚げ数量14868tで辛うじて生鮮カツオ水揚げ日本一の座を守り、気仙沼港は復興に向けて歩みを進めてきました。



平成24年のカツオの気仙沼魚市場への水揚げは、6月上旬からスタートしました。
序盤こそやや不漁で水揚げが伸び悩んだものの、夏場になると水揚げ量は上向いてきました。


岸壁延長約1000mある魚市場の施設はまだ40%ほどしか使えない状況ですが、魚市場周辺の冷凍工場などの復旧が少しずつ進み、水揚げされたカツオなどの保管や加工ができるようになりました。




買い受け人さんたちや水産業に関わる人たちの努力で、復興に向けて歩みを進める気仙沼港が平成24年も生鮮カツオ水揚げ数量19760tで16年連続日本一になりました。


平成24年のカツオ漁は12月に終了し、鉄板を使った応急処置で稼動していた魚市場南側新施設の復旧工事が本格化しています。




気仙沼市水産部水産課魚市場係長の小野寺洋一さんは
「気仙沼魚市場の機能が回復し、今年も鮮カツオ水揚げ日本一になれるといいですね。水揚げされる魚種も増えていけばいいと思います」と話しました。





気仙沼港は三陸沖の漁場に近く、水産加工施設が充実している良港です。
震災の影響はまだまだ大きいのが現実ですが、今年は水産加工施設や船舶の係留場所の復旧が進み、入港する船が増えて震災前の気仙沼港の賑わいが戻ってくることを願っています。


(取材日 平成25年1月11日)