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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年1月11日金曜日

2013年1月11日金曜日20:53

新年おめでとうございます。
今年も気仙沼、南三陸町などの情報をみなさんにお伝えしていきたいkaiiです。よろしくお願いします。

震災から1年10カ月。
津波で大きな被害を受けた南三陸町では、イベントを開催したり町の人たちが気軽に集まれる場所が少なくなっていました。
1月6日、そんな南三陸町の人たち待望の「南三陸プラザ」が誕生しました。
場所は、南三陸町の東に位置する天王山地区の小高い一角です。


建設したのは、南三陸から気仙沼、岩手県大船渡をエリアに水産加工から観光まで手掛ける株式会社阿部長商店(阿部泰浩社長)。中小企業庁のグループ補助金を活用して建設しました。




常務で南三陸プラザの責任者でもある阿部正さんは、
「南三陸町の中心部から少し離れているのですが、コーヒーをゆっくり飲める場所としてたくさんの人たちの笑顔が集まれる場所にしていきたいと思います」
と話しました。

レストランでおいしいコーヒーをゆっくり楽しんでください。

施設内には、本ステージ(7m×3m)と音響施設を備えた最大250人収容の大ホール1つと、50人収容の中ホール2つ、25人収容の小ホール2つの他、14畳の和室とレストランがあります。多目的トイレも完備しています。明るくゆったりとした施設です。


 


「若い人たちが音楽を楽しめる音響の環境が施設にあるといいでしょう? 南三陸プラザの大ホールはそんな設計にしてあります。プラザは広場を意味します。たくさんの人が集まって笑顔になる場所になればいいですね。私の次の仕事は本社ビルを完成させること。それで私の大きな仕事は終わりです」
と、今年81歳になる阿部長商店会長の阿部泰兒さんが力強い笑顔で話しました。

海岸近くにある高野会館(2012年12月24日撮影)

南三陸プラザのオープンで南三陸町の人たちが集える場所が町内に増えました。集まって笑顔になる時間が増えると思います。


阿部会長の泰然自若な姿勢に、「復興が進まない」と嘆くだけの自分を省みて自分のできることを正しく判断し平常心を忘れずに取り組んでいくことの必要性を考えさせられました。
今年は前に進んでいける1歩を大切にしていきたいと思います。

(取材日 平成25年1月6日)