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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年1月4日金曜日

2013年1月4日金曜日20:45
こんにちは。Kaiiです。
南三陸町戸倉水戸辺地区で素敵な作品を製作販売している女性たちに会ってきました。
代表の松岡由香利さんと水戸辺仮設の女性たちです。



「素人の私たちが作っているんですよ。震災前は畑違いの仕事をしていました。家の中で家族とばかり一緒にいると気持ちが前に向きにくいから、談話室に集まるようになりました。集まってお茶を飲むだけでは進歩がないから、ボランティアさんたちの協力もあって編み物から始めました。その後ミシンの支援がもらえたので、縫いものを始めました」



「『つんぬき』って知っているでしょう?ベストのこと。それを型紙を作って裁断して縫ってみたの。南三陸町で月に1度開かれる福興市で販売してみたら好評だったので販売するようになったんですよ」

製作者からのメッセージの入れられた袱紗

名刺入れ


作品は、名刺入れ、テッシュ入れ、ブラウス、エプロン、バック、袱紗(ふくさ)などたくさんありました。


震災前は漁業協同組合で働いていた三浦幸子さんに将来への希望を聞くと、
「年寄りもいるからね、1日も早く大きなお家に住みたいですね。みんなが笑顔で暮らせるようになってほしい!」
と話していました。


                                                         

南三陸町はマユ細工も盛んな地域です。
                                                           

震災前から趣味でマユ細工を作っていた松岡さんは、まゆ工房「彩~いろどり~」の代表も務めています。工房では数人の方が色とりどりに染色されたマユで製作活動をしていました。
松岡さんが製作作業で気を遣う工程の「染色」は、自分で行っていました。
工房で働く皆さんは、小さなパーツを組み合わせてボンドで貼り付ける細かな作業に笑顔で取り組んでいました。




かわいい動物のキャラクターのクリップやお正月に向けて「フクジュソウ」などの作品が工房に並んでいます。




岩手県陸前高田市の女性がオーダーしたブライダルブーケは、生花のような潤いがありマユ細工とは思えませんでした。




松岡さんにこれからの希望を聞くと
「早く震災前みたいに海の仕事がしたいです。海の仕事と大きな家に住むことが今の希望です」
と話しました。

1日も早く海の仕事がしたい・・・
大きな津波の怖さを知っているはずの女性たちがまた海の仕事に関わりたいという言葉に「海で働いてきた女性の強さ」を感じました。


(取材日 平成24年11月28日)