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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年11月2日金曜日

2012年11月2日金曜日17:42
皆さん、こんにちは。
けいこです。

東日本大震災からもうすぐ1年8カ月になろうとしています。
被災地の状況が報道される機会が減ってしまったためでしょうか、関東に住んでる友人や知人からは、「かなり復興は進んでいるんでしょ?」なんて言葉を掛けられたりします。
被災された方の中には前に進み始めた方もたくさんいますが、自治体単位で見るとまだまだ復興しているとは言えないような状態です。
そのためにも私は「ココロプレス」で、私なりに見聞した被災地のリアルな状況をお伝えしていこうと強く感じています。

時々、当時のことを思い出します。
3日間避難所で過ごし、電気が復旧した後にテレビで見たふるさと・石巻の惨状には本当に心が痛みました。
実際にはテレビでもラジオでも報道されないたくさんの状況があったと思います。
その1つが避難所の本当の姿ではないでしょうか。

海にほど近い場所にある石巻市立湊小学校。
ここは、津波によって大きな被害を受けました。
校舎1階が水没し、さらには体育館やプール施設が損壊しましたが、2階以上の各教室が地域住民のための避難所となりました。

この湊小学校の避難所の様子をまとめたドキュメンタリー映画があります。
藤川佳三監督が手掛けた「石巻市立湊小学校避難所」です。




去年の4月、藤川監督は初めて湊小学校を訪れます。
そこで驚いたのは避難所の底抜けに明るい雰囲気。
しかし、何日か共に過ごすうちに、その明るさの奥にある本当の苦しみや悲しみに気付かされます。
「一緒に過ごさないと分からないことがある」
と感じた藤川監督は、避難所が閉鎖されるまでの半年間、避難した方に寄り添いながらカメラを回し続けました。
映像から伝わるのは、避難所で過ごす被災した方の本当の声と本当の姿。
予告編からもその必死な姿がひしひしと伝わります。

ただ、避難所では新しいコミュニティも生まれていました。
悲しみの中でも人と人とが支えあって生きている様子も映し出され、人間の生きる素晴らしさが伝わってきます。

今年の8月から全国各地で上映されてきたこの作品。
東京や名古屋では毎回ほぼ満員になるほどに多くの方が詰め掛けたそうです。
そして、今月は仙台でも上映されることになりました。
11月10日(土)から11月16日(金)までの一週間限定で、桜井薬局セントラルホールにて毎回13時から上映されます。
10日には、上映後に藤川監督と映画に出演されている村上愛子さんの舞台挨拶も予定されています。
震災直後の混乱の中、避難所ではどんな風景があったのかをぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。

舞台挨拶の様子は、このブログでお伝えします。
一週間限定の上映です。ぜひ桜井薬局セントラルホールへ足を運んでみてください。



©2012 STANCE COMPANY  IN&OUT

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『石巻市立湊小学校避難所』

新宿K’s cinemaにて絶賛上映中他全国順次ロードショー


撮影・監督:藤川佳三|プロデューサー:坂口一直、瀬々敬久
編集:今井俊裕|撮影協力:森元修一
助成:文化芸術振興費補助金
後援:石巻市、石巻市教育委員会、石巻商工会議所、三陸河北新報社、石巻日日新聞、ラジオ石巻
配給:「石巻市立湊小学校避難所」を上映する会|配給・宣伝協力:ムヴィオラ

※お問い合わせ: 桜井薬局セントラルホール TEL 022-263-7868

(取材日 平成24年10月30日)