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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年11月26日月曜日

2012年11月26日月曜日2:23
こんにちは、ココロデスクです。

この3連休を利用して、東京に行って来ました。

学生時代の友人たちと集まることになったので、その機会に滞在を追加して展覧会のはしごでもしようかと。

夜行バスとカプセルホテルと、パソコンの充電のためにファストフード店を駆使して、学生並みの強行軍です。

観たいものがありすぎて迷った挙句、気が付くとこんな講演会に参加していました。

「東日本大震災に学ぶ被災地の現状と復興計画の実際
 ~宮城県松島町・七ヶ浜町を例にとって~」
 
早稲田大学社会科学総合学術院教授の卯月盛夫先生と研究室の学生の皆さんが、震災直後から宮城に通い続けて活動してきた成果の中間報告会でした。

先週、新宿から東松島と石巻にボランティアに来てくれたメンバーから教えられていて、つい足が向いてしまったのです。

こうして、東日本大震災について関心を持ち続けている方々が全国に大勢いてくれることを心強く感じました。また、初めて耳にする事例がたくさん報告されて、それらを知らなかった自分を恥じるとともに、まだまだ頑張らねば、という思いを強くしました。

この講演会の内容については、あらためて報告できればと思います。


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■イベントガイド
 復興を願い、復興の姿を見ていただけるイベントです。
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第27回大崎バルーンフェスティバル
11月23~25日
江合川あったか河川公園 ほか
大崎バルーンフェスティバル実行委員会(大崎市岩出山総合支所産業建設課)
0229-72-1215

カッパハーフマラソン
11月25日
登米市・登米総合体育館前広場
カッパマラソン事務局(登米教育事務所)
0220-52-2316
http://www.e-marathon.jp/tome-kappa/

あぶQウォーク
11月25日
丸森町「丸森駅」スタート
阿武隈急行㈱ 営業企画課
024-577-7132
http://www.abukyu.co.jp/about/event/abq-walk.html

南三陸町笑顔満開!キラキラ福興市
11月25日
会場未定(南三陸町内)
南三陸福興市実行委員会事務局
090-7077-2550

日和アートセンターレジデンスプログラム2012 ちばふみ枝展「くすんだベール」
公開アトリエ期間:11月17日~11月30日
展覧会期間:12月1日~12月24日(休:水・木)
日和アートセンター(石巻市)
0225-24-9780
http://hiyoriartcenter.com/

みやぎ・仙南特産市
12月1日(土)~12月2日(日)
道の駅「村田」物産交流センター(村田町)
0224-83-5505
http://muratamachi.info/murataevent

第9回日本一はっとフェスティバル
12月2日
中江中央公園(登米市役所迫庁舎前)
「日本一はっとフェスティバル」実行委員会事務局
(登米市産業経済部商工観光課)
0220-34-2734 

いわぬまエアポートマラソン
12月2日
岩沼市陸上競技場と周辺
岩沼市総合体育館 
0223-24-4831 

2012SENDAI光のページェント
12月7日~31日
<点灯式 7日>
せんだいメディアテーク前・緑道(仙台市)
SENDAI光のページェント実行委員会
022-261-6515
http://www.sendaihikape.jp/

毘沙門堂のお歳とり
12月13日
多聞山毘沙門堂 (七ヶ浜町)
葦航寺(いこうじ)
022-357-3614 

島田飴まつり
12月14日
吉岡八幡神社境内(黒川郡大和町吉岡字町裏39)
島田飴まつり実行委員会(くろかわ商工会大和事務所内) 
022-345-3106 
http://shimada-ame.com/

東北歴史博物館 冬の体験教室
12月15日~2013年1月5日
東北歴史博物館(多賀城市)
東北歴史博物館 管理部情報サービス班 
022-368-0106
http://www.thm.pref.miyagi.jp/

ユースフォーラムin宮城
12月15、16日
エスポールみやぎ(仙台市)
050-3736-4272
http://nobi-net.com/

樹氷鑑賞ツアー
12月15日~2013年3月17日
みやぎ蔵王すみかわスノーパークほか(蔵王町)
みやぎ蔵王すみかわスノーパーク(予約専用ダイヤル) 
0224-85-3055 
http://www.zao-sumikawa.jp/

金成ハリストス協会 冬のライトアップ
12月16日~12月30日
金成ハリストス正教会(栗原市)
0228-42-1004 

みんなで歌う第九の会 第26回第九演奏会
12月16日
岩沼市民会館
0223-23-3450 

冬の企画展「斎理の歳迎え」
12月18日~2013年1月27日(月曜休)
丸森町・蔵の郷土館齋理屋敷 
0224-72-6636

マリンパル女川おさかな市場 年末大感謝祭
12月22日~30日
女川町浦宿浜字篠浜山2
マリンパル女川事業協同組合 
0225-54-4714 

第4回 宇宙クリスマス
12月22日、23日
角田市 スペースタワー・コスモハウス
0224-63-5839

七の市
12月23日
七の市商店街(七ヶ浜町生涯学習センター入口)
七の市開催実行委員会(多賀城・七ヶ浜商工会)  
022-365-7830 

八木山動物公園クリスマスイベント
12月24日
八木山動物公園 
022-229-0631

火鈴(こうりん)さま
12月31日~2013年1月1日
瑞巌寺 
022-354-2023 
http://www.zuiganji.or.jp/

除夜の鐘を鳴らす会
12月31日
(当日整理券を配付)
白石城本丸内鐘堂
白石城管理事務所 
0224-24-3030
http://www.shiro-f.jp/shiroishijo/index.html

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■今週のダイジェスト (11月20日~11月25日)
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2012年11月21日水曜日
東北の子どものために2 「本当のピエロ」(石巻市)
皆さんは「本当のピエロ」をご存知ですか? ピエロは実は、とても大切なことを、見る人たちに伝えていたのです。それを教えてくれたのが、アメリカ南カルフォルニア出身のガイタノ・フランシス・トタロさん。「1つ笑顔がこぼれるたびに世界が変わってゆく」をモットーに、被災地での活動を続けています。
http://kokoropress.blogspot.jp/2012/11/2.html


2012年11月22日木曜日
町のかまぼこ屋さん(亘理町)
馬上かまぼこ店本社である「笹かまの郷」の2階のギャラリースペース「笹かまの郷情報館」。「復興を機会に、どうせやるなら方向性も変えいろいろな方に利用してもらえるようなギャラリーにしたい」と、コンサートやイベント会場としても活用されています。
http://kokoropress.blogspot.jp/2012/11/blog-post_22.html


2012年11月23日金曜日
石巻からの年賀状(石巻市)
皆さん、年賀状は準備なさいましたか? 実は、石巻から手作りの年賀状が販売されます。はぁとふる石巻「みんなを笑顔に、ありがとうを石巻市から…」。石巻出身の写真家、阿部美津夫さんが撮り続けている石巻の風景が広がる年賀状です。
http://kokoropress.blogspot.jp/2012/11/blog-post_23.html


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■編集後記

この3連休に東京に行ったのは、大学時代の友人がある文学賞を受賞したので「久々に皆で集まって、お祝いをしよう」ということになったからでした。

友人たちとは時折メールやSNSで連絡をとっていたので、お互いの近況は何となく知ってはいたものの、やはり生身で対面すると30年という歳月の長さを実感し、再会できた喜びがこみ上げてきました。

震災が起こった当時は関東や関西、九州と全国に散らばる友人たちから安否を気遣う連絡をたくさんもらいました。そして1年半以上たった今回の集まりでも、いろいろと心配をしてくれました。

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さて、受賞作品のタイトルは「おしかくさま」。作者は谷川直子さんです。長崎県の五島市(地図を開いてみてください。日本列島の西のはずれの島々です)在住の作家です。この秋、第49回「文藝賞」(河出書房新社主宰)を受賞しました。作家としてのキャリアは長いのですが、小説は40代半ばからの挑戦。50歳を過ぎてようやく実を結んだのです。


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主人公は50歳に手が届くバツイチで引きこもりの独身女性。ひょんなことから「お金の神様」を信奉する人々に出会い、翻弄されていきます。コミカルなやり取りを軸に物語は展開され、ついに、信ずるべき何かにたどり着・・・いたのかどうかは、作品をお読みになって確かめてください。

考えさせられたのは、信者の一人が「東日本大震災の被災地へ義援金をいくら送れば良いのか」と主人公の父親(長年高校の国語教師をして最後は校長まで務めた堅物)に問う場面です。
父親は答えに窮して「金額ではありません。助けたいと思う気持ちが大事なのです」と思わず答えてしまった後で、「まったく気休めにしかならないことを僕は言ってしまった。偽善的である」と自戒します。

支援する・支援される関係の単純ではない部分を、鋭く、けれども軽妙に描いているのは、彼女自身の実家が神戸市にあって、阪神淡路大震災による痛みを体験していることもあったからではないかと思います。だからこそ、3.11の地震の揺れははるか五島列島にはおそらく及ばなかったかもしれないけれど、東日本大震災の痛みを共有してくれているのでしょう。

直ちゃん、おめでとう。






「おしかくさま」
谷川直子 著
河出書房新社 刊




(ココロデスク)