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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年10月2日火曜日

2012年10月2日火曜日11:38
いつもありがとうございます。kaiiです。

東日本大震災以降、本当にたくさんの方々に助けていただきました。
震災がなければ生涯出会うことのなかった人たちとたくさん出会うことができました。
そして多くの学びや生きることの楽しさを教えていただきました。
苦しい時にいつも傍にいてくれた「人」の温かさにいつも感謝しています。


今日は、いつも私たちの地域の中で、私たちに寄り添ってくれる頼れる存在、「気仙沼市社会福祉協議会」にお邪魔しています。

気仙沼市社会福祉協議会のパンフレットには、「地域住民がともに手をとりあい支え合い、住みなれたまちで安心してよりよいくらしをいていくことのできる、人にやさしい福祉のまちづくりをめざして・・・」と書かれています。これを読むと、いつもそばに安心できる場所としてある社協の業務の内容が分かりやすく伝わって、とても安らいだ気持ちになります。
そんな社会福祉協議会の中にある、ボランティアセンターの最近の様子について教えていただきました。

東日本大震災後、世界からそして国内のさまざまな所からたくさんの災害復興ボランティアさんたちが気仙沼を訪れ、被災した家屋のドロのかき出し作業や瓦礫の撤去作業、荷物の搬出のために、働いてくれました。2011年3月28日からボランティアセンターを通じて気仙沼市内で活動したボランティアさんの数は延べ52000人になるそうです。

このボランティアさんたちを、依頼者のニーズと安全に配慮してマッチングしてきたのがボランティアセンターです。昨年5月の大型連休の時には1日約700人を受け入れたそうですが、昨年9月頃からボランティアさんは減少し、震災から1年6カ月が過ぎた今、災害復旧作業の活動から地域支援へボランティア活動も変化しています。

 瓦礫の撤去が進んだ現在では、災害復興の外での活動は減少しています。代わりに、地域支援として仮設住宅や地域のイベントなど交流活動が多くなっているそうです。

ボランティアさんには、まず気仙沼の現状をお伝えして企画の段階から打ち合わせを重ね、決して一方的な支援にならないように、住民の力を活かす活動、「人」に寄り添った支援をしてもらえるようにお願いしているそうです。
また、本人の希望に合わせ、人と関わることが得意でないボランティアさんには作業系のボランティアを紹介するなど、ボランティアをする人への配慮もしています。



瓦礫の撤去が進んでいる気仙沼市内

これからの地域の中でボランティアセンターの担う役割について、鈴木さんにお聞きしました。

「復興が進んでいく中で、住民の声を伺い、地域の中で人が孤立しないようにしていく支援や地域づくりをしていきたいですね」
 「市外からきたボランティアさんが被災した地元の人に寄り添い、人としての繋がりができることも嬉しいですよ。気仙沼が好きですと幾度も幾度も来てくれるボランティアさんたちもいます」
「たくさんの人に復興していく気仙沼の様子を感じてほしいですね。気仙沼のおいしいものもたくさん食べてほしいです。そして気仙沼の人の負けない強さを感じてほしいです」


気仙沼市社会福祉協議会のボランティアセンターの愛称は「ウィズ(With)」と言います。「ともに」の意味が込められたその言葉通り、「寄り添う」活動に取り組んでいます。




気仙沼社会福祉協議会ボランティアセンター
鈴木さん



kaiiは、これからボランティアツアーに参加してくれる人たちには、気仙沼の現状をもっと知ってほしいと思います。瓦礫を片付ける作業に参加するだけではなく、自分たちが片付けた瓦礫はどんな人の思い出のかけらだったのか? この地域はどんな地域だったのか、震災の時はどんなことが起こっていたのか、これから地域がどのようになってゆくのかなどに関心を持って、地元の人たちと交流してほしいと思っています。
ボランティアに来てくれた人たちは、被災した人たちが経験したことを知ることで自分の命を守ることが学べると思います。
交流する人口が増えることが気仙沼の現状を口コミというツールで伝え、被災地気仙沼を忘れさせないことにつながると思います。
そして、気仙沼のファンが増えることが気仙沼の復興の後押しとなると思っています。

「寄り添いながら・・・」気仙沼のボランティアセンターの大きな役割りを知りました。


 (取材日 平成24年9月26日)