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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年10月23日火曜日

2012年10月23日火曜日22:04

食欲の秋ですね。こんにちはコタローです。

10月8日体育の日。外は晴天です。
気仙沼市柏崎の気仙沼プラザホテルを会場に、気仙沼・復興再生プロジェクト「kesennuma,Smiles,」が開催されました。

主催した株式会社阿部長商店社長の阿部泰浩さんは今回のイベントの開催にあたり、
「被災地の報道の減少を危惧し、これからの復興への強い思いと気仙沼の人たちの頑張り、ひたむきさ、笑顔を発信しいくことの大切さ、たくさんの方々からの支援と気仙沼で会えた多くの人たちに感謝している」
と挨拶されました。


これまで毎年気仙沼市が開催してきた「さんままつり」は、震災のため中止されています。
その「さんままつり」を絶やさないようにと、阿部長商店は独自のさんままつりとして「ベジフルさんままつり」を開催したのです。
会場は、鮮魚や加工品など気仙沼特産を観光客に販売する商業施設「お魚いちば」です。
「みやぎ野菜ソムリエの会」との共催で実施されました。


会場では観光客や地元の人などたくさんの人が、その日水揚げされたばかりサンマの即売や、炭火で焼かれ振舞われるサンマに長蛇の列を作っていました。

気仙沼のサンマに大喜びの大阪の男性と唐桑町の女性たち

大阪から来たという学生さんは、焼きたてのサンマに「おいしいですね。初めてこんなおいしいサンマを食べました。さすが気仙沼ですね」と写真を撮っていました。

唐桑町から参加した女性4人は「さんまのミネストローネ」に、「サンマといえばいつもは塩焼きかつみれ汁。ミネストローネなんて新しい味~意外にサンマとトマトって合うんだね」と大喜び。

会場には笑顔が溢れていました。


お魚いちばの2階では、この日の限定企画「ベジフルcafe」が催されました。
ここでは、気仙沼茶豆を使った焼き菓子「枝豆シフォン」、「マヨネーズペッパーの枝豆クラッカー」「さんまの茶豆ディップのせ」など新しいメニューを紹介していました。
さんまの茶豆ディップのせはおしゃれでおいしかったです。



午後からは隣接する気仙沼プラザホテルで、「気仙沼から世界へ」と題された、気仙沼・復興再生プロジェクト「kesennuma,Smiles,」が開催されました。

第1部では、第2回衛星放送協会オリジナル番組アワード」ドラマ番組部門最優秀番組賞を受賞した、「Kesennuma,Voices.東日本大震災復興特別企画~堤幸彦の記録~」が上映されました。
この映画は、気仙沼出身のタレント生島ヒロシさんの妹ご夫婦が津波で亡くなられたことをめぐり、生島さんの2人の息子が、亡くなった人と自分たちのルーツが壊れてしまったことへの行き場の無い思いを語る姿をドキュメンタリーで綴っていました。
会場に来ていた多くの人が、 震災当時を思い出して涙していました。

千田選手など世界で活躍する気仙沼出身の方々

第2部では、ロンドンオリンピック・フェンシング日本代表選手で銀メダリストの千田健太選手、ジャズピアニストで作曲家の岡本優子さん、気仙沼在住のシンガーソングライター(気仙沼観光大使)熊谷育美さんがトークショーを行い、震災当時を振り返って、壊れてしまったふるさとへの思いを語りました。
千田選手は、テレビから流れる被災映像にくぎ付けだったこと、ふるさとを思うしかなかったことを振り返りながら話していました。子どものころから地元の人々に育てられ、押し上げられたことで得られたた銀メダルだったと、地元の応援に感謝していました。将来は自分の経験を生かして金メダリストを輩出したいなどと夢を語っていました。

「気仙沼から世界へ」。
世界で活躍する千田選手、岡本優子さんなどのお話には、ふるさとを愛し感謝する気持ち、そして揺るがない夢や希望があることを感じました。

気仙沼スマイルズ。気仙沼の人の笑顔の1つ1つが復興へのエネルギーになっていくことを祈るコタローでした。


(取材日 平成24年10月8日)