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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年8月9日木曜日

2012年8月9日木曜日21:43

84日土曜日。
今日は「蔵のまち」登米市登米地区を訪ねてきたkaiiです。
この地域も東日本大震災の大きな地震で
文化財や蔵や門などの倒壊・破損被害があった場所です。

道路を挟んだ向こう側の「はっと」のお店のご主人の薦めで
高倉勝子美術館を訪ねて来ました。






大正12年に登米郡登米町(旧)に生まれた画家高倉勝子画伯の作品は、
「心の巡礼」を語るように静かにそして女性らしい優しさで描かれ
美術館の中に飾られています。


多くの作品には女性の働く姿が「美」として描かれています。
早朝から、家族の生活の準備をしてバスに乗ってスケッチに出掛けたという作品には
母親の子を思う強さや、優しさが力強く表現されています。
「いのち」を無言で語っているようでした。

美術館の中を案内してくださった渡邊さんは、
函館からの観光客の方が、高倉さんの作品の中の老婆の絵を見ながら
「岩手・宮城の沿岸部で海を眺める老婆の姿をたくさん見てきました。
 この絵の中の老婆のまなざしのようでした」
と涙されたお話をしてくださいました。

ふるさとの変わりゆく姿を「眺める」
ふるさとの変わってしまった姿を「眺める」
昔を思い出す。
これからを思う。

1つの作品を色々な感情で見つめました。

Kaiiは描かれていた馬頭観音の作品の中にある
信仰心といのちを育む女性の強さを感じました。



絵本の原画・絵皿など
高倉さんの作品がたくさん飾られています。
89日からは企画展が開かれています。
みなさん、素敵な作品に会いに出かけてみてはいかがでしょうか?






美術館の中を案内してくださった渡邊さんは、藩政時代からの遺産の蔵や門などの建物の復旧を強く望んでいること、

そして
「すばらしい郷土 宮城県を皆で・・・復興!」の思いを話してくださいました。





「アートによる復興」
新しい視点だと・・・お話を聞いていて、とても楽しみになりました。

                                                        

企画展「北の祈り」
日時:平成2489日~91
場所:宮城県登米市登米町寺池桜小路88-1
    登米市高倉勝子美術館「桜小路」




津波被害が多く報道されていますが
内陸の地域にも
東日本大震災は大きな被害と爪あとを残しているのだと
そして内陸に居住している人たちもまた被災者で・・・
自分たちの地域の復興に一生懸命に取り組んでいるのだと感じました。

「がんばろう!みやぎ」

(取材日 平成2484日)