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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年8月10日金曜日

2012年8月10日金曜日14:28
さっちんです。

震災で肉親を失った震災孤児・遺児。
頼れる存在を失った子どもたちに、ほんの少しでも光を照らしたい、
そしてこの経験に負けず、夢や希望を持ってほしい…そんな思いで活動を続けてきた歌手の橋幸夫さん。

私、さっちんも以前「せんだいタウン情報machico」のブログの取材で、
この活動の一環で行われたラジオ番組「がんばれ日本。橋幸夫 あしたへのエール」に取材に行き、ラジオにもゲスト出演させていただいた経緯がありました (詳しくはこちら)。
なので橋さんの活動にはとても注目をしていました。


先日、橋幸夫さんが震災後から今まで自身のコンサートなどでのチャリティー活動で震災孤児・遺児のために募った育英金を、一つの区切りということで村井宮城県知事に手渡しをするという事で取材に行って来ました。
宮城県庁にて、熱い握手を交わす村井宮城県知事と橋幸夫さん

現在の宮城県の震災孤児・遺児は1000人を超えるそうです。
しかし震災後はどこに孤児・遺児がいるか分からなかったそう。
それは宮城県では孤児・遺児が施設ではなく、親戚に預けられるケースが多かったから、
最初は300人~400人の孤児・遺児しか見つけられなかったが、徐々にその人数の多さが見えてきたといいます。

「その預け先の親戚にとっても、1人の子どもを育てるということの金銭的負担は大きい、この育英金が大きな力となります」
と村井宮城県知事。


今回、橋さんからは約226万円もの寄付が育英金として手渡されました。
橋さんは2011年6月~2012年7月末までに約100カ所を回り、チャリティーライブでは募金箱を設置するほか、協力してくれた人にも楽しんでもらえるよう、グッズとして光るうちわを販売し、その売上を寄付金としたそうです
最初はなかなか売れなかったうちわも、最後の方にはみんなペンライト代わりに使用してくれたとか。

暖かな気持ちであふれたライブ会場に浮かぶ光、きれいだったでしょうね

また、いろいろな募金の中から震災孤児・遺児の募金を選んだのはなぜかというと…
橋さんは阪神淡路大震災後にも6年以上支援を行い、その際に「小さい子ほど震災の影響を強く受ける」と感じたそうです。


「肉親を失い、夢や希望を持つのが難しいという状況になってほしくはない。少しでも楽しい気持ちを持ってほしい」
そう語る橋さん。

知事より現在の震災孤児・遺児の人数を聞いた時の、心を痛めた表情が印象的でした。


(取材日 平成24年7月30日)