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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年8月7日火曜日

2012年8月7日火曜日12:30

こんにちはkaiiです。
今日は、2008年6月の岩手・宮城内陸地震で大きな被害を受けた
栗原市荒砥沢を訪ねてきました。
ジオーパーク構想のあるこの地域を訪ねるのは初めてです。


※ジオパーク構想:
ジオパーク(英: geopark)とは、地球科学的に見て重要な自然の遺産を含む、自然に親しむための公園。地球科学的に見て重要な特徴を複数有するだけでなく、その他の自然遺産や文化遺産を有する地域が、それらのさまざまな遺産を有機的に結びつけて保全や教育、ツーリズムに利用しながら地域の持続的な経済発展を目指す仕組み。日本語では「地質遺産」と訳されることがある。

2008年6月
岩手宮城内陸地震で大きな被害を受けた
荒砥沢地区の様子の記録写真1

2008年6月
岩手宮城内陸地震で大きな被害を受けた
荒砥沢地区の様子の記録写真2



あの日から4年の月日が過ぎています。
あちらこちらで崖が崩れていたり・・・重機が動いていたりと
復旧が進んでいることを感じることが難しいような風景が広がっていました。
4年という時間が流れたとはとても思えませんでした。

3000年も前の地層が崩落した様子は
こんな事が本当に起こるのか? と目を疑うものでした。

近くで温泉を経営している高橋さんが
「荒砥沢キャニオン」のお話をしてくださいました。

「荒砥沢キャニオン」について
高橋さんが集めた資料を指しながら
この地域で起こったことを教えていただきました。

その時は、突き上げるような大きな揺れだったそうです。
揺れた後、自分の土地から見た荒砥沢は
自分が知っているものではなくなっていたそうです。

その後、多くの地質学の先生たちがこの地に来て調査した結果、
1つの山が将棋倒しのように倒れたことが分かったそうです。
この様子は3Dで高橋さんが見せてくださいました。


それでも、山頂に奉られていた「山の神」だけは
そのままの場所に鎮座していたそうです。



あるアメリカの研究者はここを、
「荒砥沢キャニオン」と名付けたそうです。
高橋さんが資料館の中を歩きながら教えてくれました。



2012年7月18日
荒砥沢地区


大きな岩がむき出しになっている写真を見ると、
その時の様子が想像がつかないものであったことが分かります。

この日・・・今年5月の大雨の影響もあり
荒砥沢キャニオンには近づくことができず
遠くから眺めるしかありませんでした。

「岩手・宮城内陸地震」の傷跡は未だに
この地にありました。


通行止めの道路

4年前、そして2011年の東日本大震災と大きな地震を経験した栗原地域。
少しずつ前へ進んでいけることを感じました。

栗駒山の頂には取材に訪れた7月18日でも雪を見ることができました。

自然の豊かさを感じられる場所でした。




(取材日 平成24年7月18日)



<お詫びと訂正>
この記事は当初、荒砥沢を近隣の耕英地区の一部と誤解して記していました。
8月15日、読者の方から「荒砥沢は耕英とは別の地区である」旨のご指摘のコメントをいただきました。また同じ日に取材した8月7日付「優しさお母さんの山菜料理のおもてなし」についても地名の誤りをご指摘いただきました。
確認したところご指摘の通りでしたので、それぞれ訂正いたしました。
「荒砥沢キャニオン」という言葉についても「公式の名称ではない」とのご意見をいただきましたが、ジオパーク構想をめぐる動きを紹介するキーワードとして、使用は継続させていただくこととします。

貴重なご指摘をいただき誠にありがとうございました。