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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年8月9日木曜日

2012年8月9日木曜日21:51
祈り

東日本大震災の物故者のために・・・
そして
今を生きる私たちの心のために


安心(あんじん)を得るための法要
海施食(うみせじき)が
曹洞宗宮城県第十六教区会主催で
平成24年7月28日午後3時から
気仙沼魚市場屋上で開かれました。

施食会読経風景




東日本大震災で亡くなられた方・未だに行方不明の方の
ご冥福を祈りにココロプレス気仙沼班として参加させていただきました。

生きている私たちができることは
「祈り」を捧げ冥福を祈り
「復興」を誓うだけ。




海に向けて読経が捧げられる中
参列者のみなさんが
祈りを捧げていました。


施食会(せじきえ)=古(いにしえ)には水陸会(すいりくえ)ともいい
            水陸の生物に飲食物を与えて諸霊を救済しようとする法要



お互いに持っている貪り(むさぼり)の心を抑え、生きとし生きるもの
全てに対してまた、既に亡くなられた方にも食や慈悲を施すご供養。
諸霊のご冥福をお祈りしてきました。

祈りを捧げることで
「安心(あんじん)=気掛かりな事が無く、心が落ち着き安んじること」を
自分も得ることができました。

会場に来ていた、30代の女性は
「家族を亡くした人・友人を亡くした人のために祈りを捧げにきました」と
静かに海に向かって手を合わせていました。


ココロプレスとしての活動の中で
震災や津波で
家族や友人を亡くした方々とも関わることが少なくありません。
そんな方々の心の中があの日のあの時間で止まったままだと
感じることが少なくありません。
お話を聞きながら・・・消えることのない悲しみを感じることがあります。
だから私たちは感謝と祈りを忘れることがないようにしています。
時に、線香を手向け祈りをささげます。

私たちが伝えるのは、震災の記録だけではなく
そこに生きる人の「ココロ」であることを
あらためて噛みしめた時間でもありました。

合掌


(取材日 平成24年7月28日)