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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年8月7日火曜日

2012年8月7日火曜日12:15

栗駒山の頂に雪を見つけて大喜びの
kaiiとコタローです。
この季節にも、まだ頂には雪があるのですね。



岩手・宮城内陸地震の大きな被害を受けた
栗原市荒砥沢地区「復興」の息吹を探しに来ました。

荒砥沢ダムの袂にある「さくらの湯」に到着しました。

「さくらの湯」の周りには10000本の桜を
温泉のオーナー高橋さんが植えており
新緑がとてもきれいでした。

10000本のサクラの木の植えてある山


オーナーの高橋さんは、10000本の桜の山に目を転じながら
今ではなく100年後を見つめて桜を植えたことを教えてくださいました。
「100年後には、自分もお客さんもみんなこの世にはいないから
 成功も失敗もだれも分からないんだよ」と笑っていました。



男のロマンみたいなものを感じながらお話を聞きました。

山武温泉「さくらの湯」の中を訪ねると
女将の高橋みや子さんに笑顔で迎えていただきました。

岩手・宮城内陸地震の時の大きな地震の揺れと
東日本大震災の時の大きな揺れのことを話していただきました。

「岩手・宮城内陸地震のときは、大きな地震の揺れで
建物が1mも動いたように感じました。
「さくらの湯」が壊れるのではないかとおもいました。
そのくらい大きな揺れでしたよ。
東日本大震災では石巻の弟が亡くなりました。
震災の数日後から水を汲み
石巻へ炊き出しに出かけました。お世話になっている人が心配で
いてもたってもいられませんでした」

そんな人柄の女将のいる温泉宿は
雰囲気がとても温かく、山菜料理とキャビアがご自慢の温泉でした。
キャビア?と思いませんか?



入り口に飾ってあった木彫りの「サメ」の意味は
「キャビア」の親「チョウザメ」でした。
気仙沼もサメの町ですが・・・海のない栗原に来てなぜサメ?の
疑問は淡水に住む「チョウザメ」の水槽がこの温泉に
たくさんあるからだと教えていただきました。


チョウザメの水槽


温泉の周りには
「チョウザメ」と「イワナ」の養殖の水槽がたくさんありました。
チョウザメは100年以上も生きると言われているそうで
生命力の強い魚なのだそうです。


kaiiはお昼ごはんにイワナの丼をいただきました。

さくらの湯自慢の「山武士丼」

川魚=臭いの思い込み
先入観で一口!
少しの臭みもなくとてもおいしかったです。

また、女将のご自慢の山菜のお料理も登場!
「ミズ」をマヨネーズ和え
タケノコの甘酢つけを出していただきました。




「今年は風評被害もあり山菜を食べにきてくれる
 お客さんが少なかったのが残念です。
 早く多くのお客さんにまた、さくら湯の山菜料理を
 召し上がって欲しいです。春のバッケから始まって
 フキ秋のキノコまで・・・おいしいものがたくさんですよ」
女将の自慢の梅干しが庭いっぱいに広げて土用干しされていました。



「さくらの湯」はとてもやわらかな温泉でした。
日帰り入浴もできます。

温泉:さくらの湯




春のサクラの花の季節
夏の緑の葉の季節
秋の紅葉の季節
冬の雪の季節


荒砥沢地区に魅了され
また来たいと思って帰りました。

10月11日に、イベントの開催を予定されているとのこと。

キャビアを楽しみにまたここへ来てみたいと思います。


(取材日 平成24年7月18日)