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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年7月25日水曜日

2012年7月25日水曜日15:11

 「……で、ゴミ出しとか回覧板とか町内会・ご近所の諸々面倒なこと。それが地域活動の原点なんですが、その“面倒くさい、うっとうしい”が震災をきっかけに急に名前が変わるんですよ。“絆”って」

ココロデスクです。
ここは、山形県米沢市は上杉神社の隣にある文化施設「伝国の杜」の会議室。

先ほどから何度も爆笑が湧き上がる会議室で開かれているのは、「山形若者ボランティアキャラバン隊」というプロジェクトの事前研修会です。

これは、山形県が県内の若者160名を募って1泊2日で被災地支援ボランティア活動と地域課題の解決に関する研修を行うもので、「被災地支援を通じて、地域課題への取り組みのきっかけをつくりたい」「若者同士のネットワークを育みたい」という考えのもと立ち上げられています。




参加者は20代~30代の方々で、職業もボランティア経験もさまざま。
「地域づくりとボランティア」という講演では、
「少子高齢化、環境、雇用、産業振興……どれをとっても、もはや非常事態。震災復興支援ボランティアのような非日常の活動と、日常のご近所づきあいの延長である“地域づくり”との間には、もはや明確な境界線はない」
というお話に、参加者の一人は「目からウロコが落ちました」と語っていました。

合宿を受け入れる山形県・肘折温泉の湯治宿の当主、柿崎雄一さん。
「つながりを求めていくことが大切」と、
地元の若い方が日々懸命に地域おこしに取り組んでいる姿をレポートしてくれました。
掲げているのは東北芸術工科大学と共催するアートプロジェクト、
「ひじおりの灯」のポスターです。
http://hijiorinohi.com/



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ピーク時には宮城県だけでも月間9万人を超えたボランティアも、今ではその10分の1にも満たない数に激減しています。
確かに瓦礫があふれかえっていた当時と比べれば、被災した地域は外見上はずいぶん片付いた感があります。
全国的に見てマスコミの報道も少なくなっているようです。
それでも、支援が必要な課題は、まだまだたくさんあります。

そうした中で、すぐ隣の山形県の若い世代が被災地を訪れて被災した方々との共同作業に取り組んでくれることはとても心強いことです。

「山形若者ボランティアキャラバン隊」はこの夏、東松島市の宮戸島で植栽ボランティアに入る計画です。

実はこの研修では、宮城の現状を知る資料としてココロプレスが活用され、ココロデスクも説明の時間をいただきました。そして取材をさせていただく約束もしてきました。

宮戸島での彼らの活動は、あらためて報告しましょう。



参加者の追加募集を行っています。
お問い合わせはこちらまで。
http://www.travel-ysk.co.jp/



(取材日 平成24年7月15日)