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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年7月3日火曜日

2012年7月3日火曜日23:12
今日は船に乗って島へ。
朝から少しワクワクする気持ちで出かけました。

行き先は浦戸諸島の桂島。
津波の被害が大きかったこの島で、本日、復興祭の「浦戸のりフェスティバル」が行われます。


仙台駅からJR仙石線に乗って30分で本塩釜駅に到着。
ここから桂島への定期船が出る塩釜観光桟橋のマリンゲート塩釜まで10分歩きます。


         
往復1000円の切符を買って浦戸諸島へ出発です。
人がどんどん乗り込みます。
今日はイベントで大勢の人が乗船するので、臨時便も出ました。
塩竈から桂島までは28分。1日6本運行しています。
けっこう運行しているんですね。


観光客がカッパえびせんを投げるのを期待して、かもめが船を追いかけてきます。
なかなかカモメの飛ぶ速度は速いものです。

           
かもめを見るのに夢中になっていたのであっという間に桂島に到着です。
港ではテレビ局の撮影隊が到着した船を撮っています。

震災によってこの島の半分は津波に流されてしまい、島の人々はしばらくの間、
体育館での暮らしを余儀なくされました。
しかし島の人々は負けずに、復興へと頑張ってきました。

このフェスティバルの発起人の畑中みゆきさんは塩竈市出身。
ソルトレイク(2002年)とトリノ(2006年)五輪で大活躍したモーグルの日本代表です

震災直後、島の若い人々から「海水を沸かして湯たんぽを毎日作っていた」という話を聞いた畑中さん。
「なんて温かい人たちなのだろう」
そう思ったそうです。

そして「競技するより塩竈を盛り上げたい」という一心で、被災した地域の復興に飛び込みました。
今では復興ボランティアの中心となって活動しています。

本日の浦戸復興祭『のりフェスティバル』も、
そんな畑中さんが中心となって、島の青年団をはじめとする人々が賛同して開催されることにななったのです。




          
島でとれた生海苔がたくさん入ったちぢみ焼き。1枚100円です。
すごい行列が出来て、どんどん売れてました。
美味しかったです。


          
海苔は昔からこの島でとれていた大切な食べ物です。 
この島でとれた海苔を使ったのり巻き。島のおあばちゃんたちが朝早くから作りました。
とくに、ワカメとツナをマヨネーズで合えたサラダ巻きは、初めての味でした。
美味しかったです。 

           
この島の一番摘みの最高の海苔を使った『海苔汁』。

                   
ぷりっと大きい身が入ったアサリ汁。

桂島着11時28分の船が到着すると、お祭りはスタートです。
港近くの広場には復興を願い、応援している人々が続々と集まり、賑わってきました。
このお祭りの参加費300円は復興支援金に充てられます。

塩竈が誇る銘酒『阿部勘』『浦霞』もふるまわれ、会場は盛り上がってきました。




地元の子どもたちを交えて『のりのりダンス』が始まりました!

のりのりロック『海苔は海の贈りもの』は地元塩竈の小学生が作詞し、
塩竈出身のミュージシャンが作曲。
そしてDragon Ash ATsushi さんが振り付けをしました。
みんなの復興の思いが込められて出来た曲なんですね。

のりのりと体をくねらせ、手をひらひらとさせて、とても可愛らしい踊りでした。


今日のフェスティバルに賛同して協力してくれた島の人たち。
復興を応援している人、全員で写真を撮りました。 











最後に、主催者の畑中みゆきさんに復興に懸ける思いを書いてもらいました。





桂島のおあばちゃん、青年団のみんなが船が出航するのを見送っています。
また来ますね。
心優しく温かい、島の人々でした。 

(取材日 平成24年7月1日 )