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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年7月20日金曜日

2012年7月20日金曜日14:59
「・・・あと一年」

と、私にお話してくれたのは、

私が普段お世話になっている方の一人。

石巻市立北上中学校 畠山 卓也校長先生




私と先生がお話をしていたときのこと・・・

仮設に住んでいる、子連れのお母さんが校長先生に尋ねました。

地元の方:「校長先生、まだ体育館使ってていいの?」

校長先生:「いいよ、いいよ、2時半までここにいるから!!」

雨も降っていて、遊ぶ場所がないのです。

子連れのお母さんが住んでいる「にっこりサンパーク」の仮設住宅は、
石巻駅から車で約50分の場所にある北上町にある石巻市立北上中学校。
学校の隣の敷地には約180の仮設住宅が並んでいます。
子どもたちが遊べる場所・・・それは仮設の集会場。
とても狭いため、走り回ることができません。

そのことを知っている校長先生は、土日に中学生が部活動で使用する以外は、体育館を開放しています。
大人の方々のためには、お茶会や物づくりなどのイベントを企画されています。



私たちがお茶会として参加した日、校長先生は午後から予定がありました。
それにもかかわらず、子どもたちのためにギリギリまで学校を開放していました。
畠山校長先生と私たちのボランティアの子たち
イギリスのお菓子、トライフルを作って、
校長先生が試食をしているときのショット

「自分が学校にいられるのは、あと一年」

週末は必ずと言っていいほど、学校が開放されています。

平日は中学校の校長先生。
休日はボランティア・・・

校長先生は動き回っています。
休みなく・・・
地元の方々のために!!

お忙しい中、
北上中学校の近くにある北上町の吉浜小学校を
案内してくださいました。

*吉浜小学校周辺の情報は後日、ブログにてアップします。

「自分が学校にいられるのは、あと一年」


校長先生も地元の人です。
仮設に住んでいます。

私が会った地元の方々と同じようにさまざまな不安を持っています。

しかし、彼は大好きな地元の方々のために、
休みを削って、自分の時間も削って、
「あと一年・・・」
「退職するまで・・・」
と、自分よりも、愛する人、愛する地域のために、走り続けています。

私の尊敬する人の中の一人、
畠山 卓也 校長先生

とても素敵な方です。



(取材日 平成24年7月15日)