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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年6月12日火曜日

2012年6月12日火曜日18:09
こんにちはnabeです。

先日お会いした、水守の郷・七ヶ宿の海藤節生さんは
震災後間もなく石巻市北上町十三浜にボランティアに入りました。

活動を続けて少したった6月ごろ、
瓦礫を拾いながら、毎日パンやおにぎりで食事をすませているみんなに
美味しい焼きたてのピザを食べさせたいと思ったそうです。

その思いを口に出すうち、周りからの
「いづピザ食べられんのっしゃ?」
「楽しみだなぁ」
という言葉に後押しされるように、プロジェクトは実現に向かって動き出しました。


石窯を作るには資金や材料、知識が必要です。


東京に住む知人が取り仕切ってくれた新宿でのチャリティートーク&ライブ。

石窯作りの経験を持つ友人を紹介してくれたお客さんとの出会い。

別のお客さんが教えてくれた石材店の口利きで、
本場栃木県の大谷石を格安で提供してもらうこともできました。

その石材を運搬してくれた方は、以前石巻に「被災木を譲ってほしい」とたずねて来た方でした
そのときに乗ってきていたトラックのナンバーが栃木ナンバーだったというのを思い出して連絡を取ってみたら、自らハンドルを握り、運んで来てくれました。
それが今年の3月11日のこと。
一緒に黙祷したそうです。

資金作りのために東京で開催したチャリティートーク&ライブも、
材料の調達・運搬、そして設計も、
すべてにおいて海藤さんの交友関係の広さを物語っています。

というより、たくさんの奇跡的な出会いが海藤さんを支えて、
自然とより良い方向に進んでいる感じがしました。

石窯は今年の3月下旬に完成し、焼きたてのピザが振舞われました。

石窯の名前は「REBIRTH」

復興のシンボルに! ここから生まれ変わる。そんな意味が込められています。

想いを形に REBIRTH
  ~海ちゃんこと海藤節生の想い~

6月11日(月)。
前日までの雨が嘘のように晴れた青空の下、取材してきたのは
みんなの希望が詰まった石窯を囲うように建設中のログハウス。
石巻地域担当のChocoさんと一緒にお邪魔しました。

すぐそばの海

この日、海藤さんと一緒にログハウス作りをしていたのは、
奥様に頼み込まれて福島県からやってきたという田代さんと
岩沼市から来ていた箕笹さんでした。
田代さんは20年ほど前に実際にログハウスを作ったことがあり、その経験を生かしての参加です。

REBIRTH
まだ作り始めて数日の状態です。
今後、どんどん出来上がっていく様子をご紹介して行きますので楽しみにしててくださいね。

真ん中奥が石窯。左はパラボラハウス(ピザレストランだそうです)
右側にはこれから組み立てるログハウスの丸太が!

石窯のすぐそばにハーブ畑が。
ローズマリー、ミント、レモンバーム、セージ、カモミールなどなど
さまざまな種類のハーブが植えられています。

このような機械で均一の厚さにそろえられていきます。
切られっぷりが見ていて気持ち良い!!

ほら!気持ち良いくらいまっすぐですよね!


木の皮をむいてます。
これもまた気持ちよくきれいにむけるんですよ~!



海藤さんが、気持ちよくむけた皮を持ってポーズをとってくれました(笑)

ログハウスに使う丸太は
津波の被害を受けて枯れてしまった杉の木です。
真ん中あたり、色が変わってるの分かりますか?

すぐそばには、津波で大きな被害を受けた
相川小学校があります。

暖かい日差しと、澄んだ風を受けながら
ほんの1年前までの様子と、震災前の姿を思い浮かべて胸が痛くなりました。
この先は、良いことがたくさんありますように。

左から田代さん、海藤さん、箕笹さん
田代さんは梅雨に入ったらいったん帰り、明けたらまた来るそうです。

(取材日 平成24年6月11日)