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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年6月18日月曜日

2012年6月18日月曜日9:00

new-Tです。

一般社団法人「ふらっとーほく」が亘理町で『わたりグリーンベルトプロジェクト』という計画を開始しました。
亘理町民が中心となって全国の支援者と共に、被災して失われてしまった防潮林を一から創り上げようというものです。



スタッフの一員である細田幸恵さん(23歳)にお話しを伺いました。
細田さんは東京練馬区の出身、昨年3月に大学を卒業し、いったん商社に勤務しましたが、森林保護や地域発信の環境対策などの仕事をしたいと思っていました。
そんなとき出会ったのが、「ふらっとーほく」でした。

「ふらっとーほく」は2012年1月に宮城県白石市出身の松島宏佑さん(25歳)が立ち上げた組織で、ボランティアに来たい人に東北の観光地の宿泊施設を紹介するという活動をしていましたが、今年4月に『わたりグリーンベルトプロジェクト』の運営委員会を設立しました。

『わたりグリーンベルトプロジェクト』には二本の柱があります。
一本目 沿岸部のグランドデザインを描く計画。6月18日に締め切られた町民募集「みんなでこせっぺ! おらほの森」の50名の参加者と共に、沿岸部と鳥の海以南の森の景観・利用方法を考え決めていく。
二本目 森を作るための苗木づくり、植樹、管理。10年かけて「みんなの防潮林」をつくる。

苗木を育てる農園です。この農園を提供する加藤登さんが右上に小さく写っています。
加藤さんは後日取材します。

この二本の柱を持った『わたりグリーンベルトプロジェクト』は総務省「緑の分権改革」被災地復興支援モデル実証調査委託事業です。

総務省の「緑の分権改革」は震災被災地復興に向けて、豊富な自然環境や再生可能エネルギー等の地域資源を最大限活用し、地域内循環を進めることにより、地域の自給力を高めるために推進する事業で、東北の被災地から13事業が決定しています。

宮城県では気仙沼市、多賀城市、大崎市、南三陸町と亘理町の5事業です。

細田幸恵さん。取材当日、2カ月ぶりで東京に帰るということでした。
「わたりグリーンベルトプロジェクト」のスタッフは4名、平均年齢23歳の若くエネルギッシュな組織です。

細田さんは亘理に来てまだ2カ月です。
「東京と違って亘理では地元の人間関係がとても大切です。親切で温かい人が多いですね」
「そんな亘理の一人一人の方々が復興に向けてどうしていいかわからない中で、子どもからお年寄りまで参加できるこのグリーンベルトプロジェクトがきっかけとなって町の将来のことを考えられるようになればと思っています」

6月23日に本格的にスタートする(細田さんはキックオフと言ってましたが)「みんなでこせっぺ! おらほの森」計画。
まずは防潮林を観察して理解を深めることから始まります。
午前10時に亘理町中央公民館に集合です。

わたしは、このプロジェクトをポイントポイントで取材していきますので亘理の皆さま、グリーンベルトプロジェクトの皆さま、よろしくお願いいたします。

問い合わせは、わたりグリーンベルトプロジェクト事務局 0223-33-7753
URL http://www.watari-grb.org/

(取材日 平成24年6月15日)