header

宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

ヘッダー写真説明文

写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年3月15日木曜日

2012年3月15日木曜日15:17
new-Tです。

昨年12月9日付けのココロプレスで紹介した交際交流協会「ともだちin名取」では日本語講座を開いています。
今回はその日本語講座の生徒さんの登場です。

太田順子さん。
1999年結婚のため中国吉林省から来日、名取市に住んで13年になります。
3月11日は名取市で日本語講座の授業でした。




中国は2008年の四川大地震がまだ記憶に新しいですが、日本ほど大きな地震はない国です。
太田さんは非常に驚き恐怖を感じました。
さっそく小学校に通う2人のお子さんの無事を確認。
3日後に中国の両親と連絡を取り合いました。

この震災で力を合わせ助け合って困難に立ち向かう日本人の姿が印象に残った、と太田さん。

現在は亘理町逢隈小学校に出向いて中国人の子ども達に日本語を教える活動や、閖上で津波にあった方々の傾聴をしています。

次に、秋山あもーんラットさん。
2008年、やはり結婚のためタイから来日。
3月11日は名取市の自宅で遭遇。
タイという国はあまり地震のない国なのでさぞやびっくりされたことでしょう。


キャプション 震災当時おなかの中にいた遥一朗くん、全然泣かないおとなしい子です。


当時妊娠5カ月だった秋山さんはとにかく耐乏生活が大変だったと語ります。

日本人は人命救助やライフラインの復旧に関してプロフェッショナルだと秋山さん。

数カ月前にタイで起こった洪水。びっくりしたのは、タイの方々はあんまり驚いていないこと。
溢れてきた大水をものともせず商売してるし、子どもの頭をシャンプーしてやったり、お国柄なんだか鷹揚だなと思ったものですが、さすがに秋山さんも「子どもにシャンプー」には眉をひそめていました。

お2人とも「ともだちin名取」の日本語講座には感謝しています。
太田さんは差別をなくすためにも言葉は大事だといいます。
そして、一人では生きていけないから住んでいる場所の人々の力が必要だとも。

秋山さんは色んな国の人たちが知り合ってネットワークが出来ていくことを思うと心が暖かくなると微笑んでくれました。

秋山さんに日本の美点を挙げてもらいました。
安全 豊か マナーがいい 頭が良い やさしい(これは都会人は入らないようです) 
わたしはどうだろうか?と恥ずかしくなってきますね。

「ともだちin名取」の日本語講座活動は地元に根ざして着々と成果を上げているようです。
こういう草の根的な活動が諸外国との誤解や歴史認識を底辺から変えていく力になるんだろうと再認識しました。

(平成24年3月13日 太田順子さん
3月15日 秋山あもーんラットさん)