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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年3月21日水曜日

2012年3月21日水曜日18:39
日本三景の一つになっている宮城の特別名勝・松島。
震災の大きな力は、当然この地にも及びました。

松島湾には島々が点在しており、それが緩衝の作用をして
津波を弱めて、結果的に被害を食い止めている形になっています。

その町を守ってくれた島々の状況を、ささかまくんが船に乗って観てきました。
五大堂の前を通って船着場に着くと、12時ちょうど周遊船が出るところ。
慌てて飛び乗る、ささかまくん。




双子島を右手に見てカモメとともに、水しぶきをあげて進んでゆく船。
毘沙門島、伊勢島、を過ぎて、兎島、夫婦島の沖遠島、高遠島。



















左手に鐘島、仁王島。
仁王島







そして、左手に桂島、右手に寒風沢島、大高森、野々島。
右手に千貫島、引通島。





船から見る五大堂



観瀾亭


遊覧船を降りて、船の案内をされている色川さん(男性61歳)にお話を聞いてみました。
「やはり、島が守ってくれたということは、あると思います。材木島、仁王島は損壊があり、
補修しています。
それ以外は島自体の損壊もあまりないようですね」


「東北観光博」が(2012年3月18日~2013年3月31日)開催されています。
こちらについても伺ってみました。
「期待はしています。ただ、この3月いっぱいで高速道路の無料化が、終わってしまうのは残念です」

瑞巌寺


お土産屋に勤める方(男性)にも、同じ質問を聞いてみました。
「今のところ、通常の半分程度のお客様です。いつも通りやるだけです」


東北観光博は、「こころをむすび、出会いをつくる」をテーマとして、
来年3月まで東北を丸ごと全部、博覧会場に見立て集客するものです。
東北の主要な観光地域28箇所を核となる「ゾーン」として設定し、「地域観光案内人」を配置して、
特典付きのパスポートを発行します。


そして被災者自身が地元を案内して、復興に取り組みます。





みちのく伊達政宗歴史館の取締役事務局長の奥山 莞爾さんにも伺いました。

「松島には、おおよそ260~270の小島があると言われています。
島自体頑丈なのか、あまり損傷はなかったようです。

それでも、お店の内の水は、3日ぐらいは水が引かなかったです。
20センチメートル程の泥が沈殿して、かき出すのが大変でした。

全国から沢山のボランティアさんが来て助けてくれました。
本当に、助かりました。感謝しています。

避難は、訓練していたので比較的スムーズに行きました。
島が守ってくれるという神話に油断しないで、
しっかり備えたいです。

お店は、4月23日から再開いたしました。
東北観光博については、やはり高速道路の無料化が終了の影響が懸念され、
私どもでも、良い方向に進むよう自治体などに働きかけております。
観光博に向けてお店でも、接客技術を向上させたり、サービスを充実させたいと思います」



五大堂近くの蒲鉾店に勤める、柴崎さん(男性32歳)は、
「水は、1~2週間程引かなかったですね。松島町で震災のために亡くなった人は、
高齢の方1名と聞いています。
高速道路の影響は確かにあると思いますが、松島良さを沢山の人に観に来ていただいて、
知ってほしいですね」


観光とは、光を観ると書きます。輝きのあるところ、人が集まります。
人も土地も輝いていたいですね。


松島の皆さん、ご協力、ほんとうに有難うございました。

(平成24年3月21日)